4Kデジタルシネマカメラを導入
幅広い用途に使用できる4Kカメラ
弊社デキサでは撮影技術を自社でまかなう方針をとり、今までにもHDカメラを自社で所有しておりましたが、この度、4Kカメラを購入し、運用を開始いたしました。
購入いたしました機種はソニーのFS7となります。
圧倒的に高解像度が得られるため、合成のための元素材としても適していますし、また、フィルム作品の原版としても余裕のある解像度が得られます。
撮像素子はスーパー35㎜サイズのCMOSが搭載されていますので、被写界深度は基本的にフィルムのものと同等となります。とかく「ボケ」ばかりが取りざたされていますが、浅い被写界深度は、奥行き表現など、演出上の効果も使えますので、新しい映像表現に直結します。見せ方なども含めて今後弊社では研究を重ねてまいります。
専用のレンズも一式導入しました
撮像素子はスーパー35㎜サイズのCMOSが搭載されています。そのため、従来のHDカメラに使用するレンズは使えませんが、新たに専用の標準ズームレンズと、広角ズームレンズを導入いたしました。
弊社の場合、ドキュメンタリーなど、機動性が求められるコンテンツの制作が多いため、ズームの無い単焦点レンズは不向きです。素早いセッティングを行うことができるズームレンズによる撮影を当面は行ってまいります。
当面撮影費用はHD同等です
当面、4Kカメラはテスト運用となります。そのため撮影費用については従来のHDカメラと同等に設定させていただきますので、ぜひ次世代フォーマットである4Kカメラを、作品制作にお役だていただければと思います。