ベリーワンⅢ商品紹介動画を4K撮影で納品
水素水生成器「ベリーワンⅢ」の商品紹介動画を弊社では4月に撮影し、本日、DVDディスクの元となるプレスマスターDDPにて納品を行いました。
当作品は弊社が手掛けている4K撮影による作品の第二作目になるもので、(株)LCAさんからの受注で制作を開始し、プレスマスターまでの契約内容で制作を行ったものです。
機材の最適化で作品制作の制度を向上
当作品中では、HDカメラによる撮影部分と4Kカメラによる撮影部分が混在しています。いわゆる商品撮影などやイメージショットのみを大判の4Kカメラで撮影し、ほかの映像はHDカメラによる撮影を行いました。
映像や動画において撮影機材を分けて使用するメリットは様々なものがあります。従来から放送用・業務用として使われているENGカメラは撮像素子のサイズが2/3インチ型で、およそ16mmフィルムに匹敵する大きさです。一方4Kで今現在流通している機種のほとんどはSuper35mmサイズです。この撮像素子の大きさの違いが、画調や風合いを決めているのですが、大きな撮像素子は被写界深度が浅い傾向があります。この違いをうまく活用することで、イメージショットなどに必要な画調と、インタビューなど現実的なイメージが必要なカットの画調を差別化することができます。
今回の場合、やわらかい画調にすることが必要なイメージショットや、風合いが大切な商品紹介カットなどは4Kカメラを使用して撮影しています。こうした機材の使いこなしは、今後2/3インチ型の撮像素子で4K撮影が可能になっても、同じように応用することができるため、弊社でも試行錯誤を繰り返し、より精度の高い作品制作を目指していきたいと思います。