テレビ番組から実用映像まで応用可能なイラスト/イラストアニメ
私たちデキサは、多くのテレビ番組やDVDなどでイラストや、そのイラスト素材を動かしたイラストアニメを手掛けています。
こうしたイラスト等は、3D-CGよりもさらに進んだ「記号化」を映像に加えることができ、わかりやすさを追求するテレビ番組には欠かせない素材となっています。
また、デキサは映像制作会社として、多くの実用映像作品も制作していますが、イラストを活用したシンプルなアニメーションによって「コミュニケーションマニュアル」や「注意喚起マニュアル」など、様々なジャンルの実用動画で活用し、クライアント様からも高い評価をいただいております。
様々なジャンルに対応可能
デキサのイラスト制作サービスは様々なジャンルに対応可能。さらにイラストのみで仕上げる方法以外にも、3D-CGを背景などに活用した立体感あるクオリティの高い作品のご提供も可能です。
似顔絵イラスト制作
似顔絵はテレビ番組では特に需要が多いジャンルです。肖像権がからむタレントのエピソード紹介など、イラストを使わなければ紹介できない内容があるからです。
もちろんデキサはこうした似顔絵も得意。必要とあらば台本からコンテを作成する段階からアウトソーシングしていただくことも可能です。
歴史イラスト制作
映像作品において一番多くイラストが使われるのが、撮影できないシチュエーションです。江戸、明治、大正、昭和初期、そして高度成長期など、実写で撮影するにはコストがかかりすぎるものもイラストなら気軽に可視化することができます。
医療医学イラスト/メディカルイラスト制作
医療や医学といった分野の映像制作、そして書籍など印刷物まで幅広く対応できるのがメディカルイラストです。弊社はイラストのみならず三次元CGまで制作することができるため、適材適所で様々な表現手法を割り振ることが可能です。
AfterEffectsによるイラストアニメ制作
弊社ではクオリティの高いイラスト原画を使ったAfterEffectによるアニメ動画化サービスも行っています。
こうした動画化サービスは、最終的にイラストを映像作品の一部分として活用するために蓄積されてきたノウハウです。
映像制作会社ならではのイラストサービスの形がここにあります。
イラストアニメの利点
ではイラストアニメを表現手法のひとつとして考えた場合の利点とは一体何でしょうか。アニメ制作会社の専売特許と思われているアニメーションという表現手段ですが、実はテレビ番組や実用映像にこそ役立つ様々な利点があるのです。
必要な情報のみ抽出して描くことができる
まず、そもそも「絵」ですから、余計なものが写ってしまうことがありません。余計なもの、つまり「ノイズ」が写っていないということは、作品の主題がストレートに伝わりやすいということにもつながります。
実写映像では、被写体以外の余計な「デモノハレモノ」をなくそうとしても、なかなか難しいものがあります。被写体にとって理想的なアングルを選択すると背景に不要なものが写りこんでしまったり、苦労することも多いのが実際のところです。
「デモノハレモノ」が存在せず、ストレートに伝わることもイラストアニメの魅力です。
リアリティを排除できる
映像にとって、時に「リアリティ」というものは邪魔になることがあります。例えば「クレーマー」というキャラクターを想定してみましょう。実写ではコントにでもしないかぎり、「怖さ」がどうしても出てしまうのです。しかしイラストアニメであればそもそもがマンガの世界ですから、怖さを消すことができます。
また、「痛い」「疲れた」などのマイナスイメージを伴う表現も同様に、アニメならリアリティを排除した表現が可能で、視聴者に不快感を与えずに見せることができます。
このようにリアリティが邪魔になる場合などもイラストアニメという表現手段は使い勝手がよく、オススメです。
記号化することができる
イラストアニメなら、キャラクターを擬人化した動物にすることだってできます。例えば「待ちくたびれている人」というキャラなら、首を長くして待っているキリンさんとして描いてもいいでしょう。このようにイラストアニメは記号論に置き換えることが可能なため、より要点を伝えやすくなるのです。
またピクトグラム(絵記号)を活用したピクトアニメなども記号化の最たる例で、伝えたいイメージだけを端的にシンプルに伝えることができるため、近年特に人気の表現手法となっています。
実写動画とイラストアニメ動画の比較
実写とイラストアニメの特性を比較してみましょう。アニメでなければ解決しない内容の作品も多いのではないでしょうか。
実写動画 | イラストアニメ動画 |
---|---|
写実的かつリアルな表現 | イメージによるアンリアルな表現 |
余計な情報を排除するには撮影時の工夫が必要 | 論点のみ描くため余計な情報を排除できる |
記号化は不可能 | 記号化は容易 |
立体的な表現に優れる | 平面的な表現に優れる |
例えば上記の表で「イラストアニメは平面的な表現に優れる」という特長がありますが、実際、何かの断面を表現しようとすると、イラストアニメは実写動画や三次元CGよりも優れたツールとなります。
本質的に三次元的(立体的)表現を得意とする実写やCGでは、立体的であることが邪魔をしてしまい、断面(二次元平面)を表現しようとすると、わざわざ立体感を打ち消すような演出を必要とします。しかし本質的に二次元平面であるアニメであれば、余計なことに神経を使わなくても断面をそのまま描くことができ、効率よく表現することが可能です。
弊社では、三次元CGをメインとした作品であったとしても、二次元的な表現が求められる断面などを描く際、以上のような理由から積極的にFlashアニメなどイラストアニメーションを用いています。すべては適材適所。これもアニメやCGの専業ではなく、総合的に映像を制作している「映像制作会社」だからこそ可能な使い分けではないでしょうか。
用途を問わずイラスト制作
デキサは映像制作会社です。そのためテレビ番組やDVDなどの映像に使用するイラスト素材やアニメーション動画が主な用途となりますが、その他の用途のイラスト素材についてもご相談に応じさせていただきます。
テレビ番組用イラスト素材/イラストアニメ動画制作
デキサでは多くのテレビ番組にイラスト素材を提供しています。在京キー局については全局のゴールデンアワー・プライムアワーの番組に参入している実績があります。また24時間体制でお急ぎのイラスト素材の提供も行っています。
DVD用イラスト素材/イラストアニメ動画制作
弊社で制作する様々な映像作品にイラスト素材やアニメ動画素材を使用しています。詳しくは弊社映像制作サービスの詳細ページやDVD用イラスト制作の詳細ページをご覧ください。
ウェビナー(ウェブセミナー)用イラスト素材/イラストアニメ制作
近年増加傾向にあり、弊社でもコンサルティング業務を通じておすすめしている方法論がウェビナーへの動画コンテンツの挿入です。その際、アニメーションやイラストなどでやわらかく受け入れやすいように演出を施した動画を使う事をお勧めしています。
イラスト・アニメーションを適正価格で
イラストの原画は、センスや適性もありますので弊社のお仕事を常日頃からお引き受けいただいているフリーランスの方々から供給を受けます。クリエイターは全ての仕事が得意なわけではなく、得手不得手が必ずあります。そうした得手不得手を弊社では的確に把握し、常に最適と思われるイラストレーターに優先的に依頼します。
また、イラスト原画を動かしてアニメーション動画にする段階は弊社内での内製となります。細やかなAfterEffectsワークをご提供します。