CADデータが存在しない工業系CG制作もご相談ください
通常、工業製品を製造されている場合、設計図としてのCADデータが存在します。しかし、内部の設計は終わっていたとしても、エクステリアについてはまだ詳細が決まっていない場合やラフスケッチしか存在しない場合があります。そして外装のCADによる完全な設計が完了するのを待っていると広報活動が間に合わないことがあります。
このような場合でも、弊社ではラフスケッチや部品の写真を基にして、全体像のCGファイルに組み立てるなど、臨機応変に対応いたしております。ぜひご相談ください。
写真やラフスケッチからモデリング
例えばラフスケッチなどからモデリングすることも可能です。製品の性質によっては、守秘義務契約を締結した上で、弊社CGクリエイターがクライアント企業様のデザイン担当部署の方々と共に立体的なデザインサンプルを作成することも可能です。
モックアップがわりになる3D-CG
デザインスケッチやコンセプトから、モックアップ(mock-up=外観模型)を作成するなら、その前段階として一度CGにしてみてはいかがでしょう。CGならスケッチと違い、一度モデリングさえしてしまえば光の当たり具合による見え方の違いや、部品の色を容易に変更できるなど、一般的なイラストやモックアップとは違う利点があります。
詳細なモデリングが必要なく、あくまで色見本程度のCGをモックアップ作成前に作り、色や材質のパターンを検討することでデザインを絞り込み、作成するモックアップの数を節約できる可能性もあります。
以上のように、デザインが決まっていない流動的な状態だからこそ、ラフスケッチを可視化することができるCGは、設計段階においても有益なイマジネーションの源として有益なツールとなりえます。もちろん商品PRに向けた高いクオリティのオリジナルモデリングも可能です。ぜひご相談ください。
オリジナルモデリングによる工業CG制作実績
弊社ではこれまで数多くのオリジナルモデリングによる工業製品PRのためのCG制作を行ってきました。そうした実績の中から、わかりやすい事例をいくつかご紹介します。
ろう付用連続式水素炉PR用CG制作実績
実際に実物から採寸し、写真などを手掛かりとしながらモデリングを行った事例です。色調やテクスチャなども工場内部に組み立てられた実際の製品の写真からサンプリングを行ってリアルな質感を再現しています。
特にこうした巨大な装置の場合はカメラで撮影するにも距離が取れないため全体を一気に撮影することが困難です。そのためCGの活用が必然となる分野です。
自立走行搬送ロボットCG制作実績
実物の写真からCGを制作した事例です。実際の製品とはまた違った色調で映像を作る事ができるのも、CGの利点です。こちらのロボットの場合は実物は白と黒から成るモノトーンのカラーリングですが、比較対象用としてわかりやすいように、カラーリングをあえて実物とは違うグリーンにしたバージョンを作成して動画にしました。