書籍やパンフレット等出版の静止画も3D-CGの時代に突入
3D-CGの活躍の場は何も動画・映像ばかりではありません。大解像度でレンダリングすることで、書籍やパンフレットなどの印刷物・出版向けに静止画イラストカットとして活用することができます。
弊社で使用しているCGソフトの場合、理論上レンダリングできる解像度は何と22,528×22,528ピクセル!つまり5億画素という膨大な解像度のイラストと同じです。これだけの高解像度で出力することは、生産性から考えても現実的ではありませんが、300dpiでA4程度の解像度(1000万画素程度)でも、高画質かつ斬新な挿入カットとしてご利用いただくことができます。
多くの書籍で採用実績があるデキサの三次元CGイラスト
近年、三次元CGによる立体感あるイラストカットを使用する書籍が増加傾向にあります。弊社は本業が映像制作会社でありながら、過去に多くの書籍制作現場に参加させていただきCGイラストを提供した実績があります。集英社様、ナツメ社様、マイナビ様、秀和システム様、技術評論社様、主婦と生活社様、西東社様、大泉書店様と、多くの出版社様が弊社の三次元CGを活用し、しかもこれらの書籍は一定の販売部数を維持しています。
Amazonなどのカスタマーレビューでは、「CGイラストがわかりやすい」という意見が多く、大なり小なり、売上にCGイラストが貢献しているのでは?と思えてならない結果です。
立体感こそCGイラストの魅力
ではCGによる静止画イラストカットの特徴とはいったい何なのでしょうか。もっとも違うのは「立体感」です。そもそも三次元データとして「明確な形状が存在する」のがCGの特徴ですので、レンダリングされた静止画カットも、立体感に富むものとなります。
また、「視点の自由度」も三次元CGの利点です。手描きイラストなどでは難しい斜め目線からの構図なども、ただカメラポジション(視点設定)を変更するだけで簡単に描けるのも三次元CGの利点です。
そもそも立体であること、そして立体感を浮き彫りにするカメラポジションの相乗効果により、手描きイラストでは難しい、三次元CGならではの立体感あふれるイラストをご提供します。
動画とのメディアミックスで安価にCGを活用
印刷物専用としてワンカットに数万円もかかる三次元CGを制作するには少し予算オーバーのように思われるかもしれませんが、動画コンテンツの副産物としてなら割安感のある表現になります。
例えば書籍であれば、一緒に付属DVDやウェブ配信動画も制作してしまうなら、動画用としてCGを制作し、そのモデリングデータを転用して書籍用の静止画を制作するという方法もあります。
確かに動画コンテンツの制作が増えますから全体的なコストは上がりますが、動画が附属することによる販売増を期待できるため、企画としては通りやすくなるのではないでしょうか。
弊社は映像制作会社が主体のプロダクションですので、書籍付属動画コンテンツもお気軽にご相談いただくことができます。どうせCGを制作するなら、静止画だけでなく、動画コンテンツも一緒に制作して、「一粒で二度おいしい」を実践してみませんか?