科学サイエンスCG制作タイトル

より高度で多様な表現が求められる博物館/科学館展示CG

地理地学CG制作博物館などで展示会場のスペースをより効率的に使うための手法、それが映像です。画面が一つあれば、何枚ものチャートや動画を映し出すことができますので、単位スペースあたりの情報密度がより高まります。そして、こうした映像展示に無くてはならないのがCGです。
弊社は多くの展示ディスプレイ関連企業様からのご依頼で下請として展示用CGを手掛けてきました。そのためマルチ画面や大画面など、博物館/展示会場でしか実現できない映像体験を実現することができます。
また近年多くのイベントで使われるようになったXR(ARやVR等)についても、キャラクターのモデリングから開発を含めて一貫して受注することができます。このXRのような「インタラクティブコンテンツ」は、展示の価値を高め、様々な仮想現実空間を来館者に体感してもらうことができるため、従来からある展示物とはまた違った切り口の展示を実現します。

マルチ画面/大画面に対応

大画面シアターでのCG作品上映近年の大規模な科学館/博物館では、必ずと言って良いほど上映設備が併設されています。単一画面のIMAX®のような大画面シアター形式のものから、複数枚の画面で空間を囲んだようなマルチ画面による全周型シアターもあります。
弊社デキサは、こうした設備を設置する施工業者様とも連携し、最適なファイル形式で上映設備の能力を最大限引き出すコンテンツ制作を行います。もちろん弊社のCGなら8K以上の高解像度にも対応しますのでIMAX®シアターまでをカバーすることができます。

>>超高解像度CG制作

立体音響にも対応

映像におけるサラウンド音声大規模な上映施設においては通常の5.1chサラウンド音響のみならず、ドルビーアトモスなど上方向の音源を設置したシアターも存在します。こうしたシアターの能力をフルに発揮するには、そのシアターの仕様を深く理解し、その仕様に見合ったスペックで映像コンテンツを作るべきです。弊社は学術系映像制作会社の一つではありますが、いわゆるメジャーメディアを数多く手掛けてもいます。そのため映画の文化から発展したサラウンド音響の多チャンネル音響の使いこなしにも精通しています。ぜひご相談ください。

>>音響制作の詳細

XR(ARやVR等)に対応

学術展示は今や博物館や科学館の枠を飛び出て、バスやタクシーなどの公共交通機関に乗りながらXRコンテンツを視聴するなど、体験型の領域まで拡がりつつあります。弊社デキサは、広島県福山城築城400周年行事用XRや大阪大学医学部と村田製作所でのコラボで実現した感覚的インターフェースなどXRとCG映像との融合については多くの実績と経験があり、一般的な動画コンテンツのような「視聴者が受け身で観る動画」だけでなく、XRのように「視聴者が能動的に映像空間の中を動き回る」といったコンテンツの制作もご相談に応じさせていただいております。

>>XR(AR/VR)詳細ページ

立体3D映画にも対応

もちろん3D-CGのみならず撮影までを含めて3D動画にすることも可能です。3Dカメラもご予算に応じて選択可能です。またCGのレンダリング品質やレンダリング時間もコストとの兼ね合いでレンダリングリソースを増やすことができます。

3Dスキャナーで展示物を三次元データ化

大谷観音CG画像弊社はCG制作会社として、学術分野を中心に様々な新しい技術を活用したコンテンツ制作に携わってきました。そしてその経験から、今後はますますデジタルコンテンツの展示が増える傾向は確かです。そのためにも、博物館の展示物など収蔵品を今のうちから3Dスキャナーを用いて三次元データとして保存しておくのはいかがでしょうか。
一度データ化してしまえば、CG動画にすることも、3Dプリンターで立体物を作ることも可能です。

>>文化財3DスキャンCG制作

地学・物理学・化学・医学・歴史などジャンルを問わずCGに

弊社デキサは徒にCGスタジオの規模を大きくするのではなく、厳選した案件のみを受注し、徹底的にリサーチを行ってからクリエイティブワークに入るという、一言で言えば「丁寧な仕事」を徹底してきました。
これまでに受注して納入してきたCG動画ファイルのジャンルは歴史、地学、物理学、工学、化学、医学(解剖・医療事故事例)交通、電気設備など、そのジャンルを問いません。

歴史

歴史を映像化するというプロジェクトにもデキサは積極的に関わってきました。インバウンドを狙うにも、その地の歴史をわかりやすくイマジネーション豊かに伝えることができなければ観光客は増えません。弊社ではインバウンド観光客を集めたい、そんな町の資料館にて上映できる優れたコンテンツをリーズナブルに制作いたします。
右の動画は宇都宮に近い大谷石の歴史を紐解くコンテンツの一部で、弊社が制作した動画カットの1コマです。

>>歴史CG制作

地学

地学の分野は弊社デキサが他に先駆けて強みを打ち出した分野でもあります。
参入障壁の高さの割に案件数は少ないのですが、弊社では過去にも多くのスペシャル番組や、いわてTSUNAMIメモリアルでの展示映像などで地道に実績を積み重ねてきました。
右の画は、弊社が持つデータをもとに作成した富士山の地形です。もちろん地形をリアルに再現するために必要とあらば国土地理院のデータなどを参照しながら正確性を期して仕事にかかります。

>>地学CG制作

物理学

量子コンピュータが観測を終えて確率を確定した後相対性理論や量子論など、この宇宙の秩序となっている理論を直観的に伝えるためのCGを多数制作しています。
テレビにおいては近年あまりサイエンスを扱うコンテンツは制作されていませんが、研究機関の内部展示動画などでは、まだまだ需要があり、弊社でも毎月のように新しいコンテンツを制作している分野でもあります。
左の図はとある研究機関への提案用として作った量子コンピュータのイメージ動画の一コマです。

>>宇宙物理・天文CG制作

工学

衝突回避ロボットAMR弊社では工学を扱うCGも数多く手掛けています。工業製品としての完成形もさることながら弊社が得意としているのは、その制御アルゴリズムをどう画として見せるか?など映像演出に軸足を置いた表現手法の提案です。
ただ製品を映像化するのではなく、なぜその形状になったのか?合目的的である理由も含めてCG画像で浮彫にします。
右のカットはNEC様の汎用ロボットの制御アルゴリズム解析動画からの1コマです。

>>材料工学CG制作
>>工業系CG制作

化学

化学は結合を理解することが大切です。また周期表でわかる最外殻電子の数と空席が肝。実は化学にかかわる製品や商品の説明をする際は、弊社は導入部分で簡単にどうして原子と原子がくっつくのか?という簡単なコーナーを設けて主題となる内容に入ることが多いのです。こうすることで多くの視聴者の方々から「わかりやすいね」「中学の頃からの謎が解けた」「受験前にこの動画が見たかった」といった感想を頂戴しています。
右の図は金属結合が起きて外殻電子を金属原子全体で共有している様子を描いた動画で、溶接業界向けに弊社が制作したものの一コマです。

医学

医薬品作用機序動画医学はデキサが長年取り組んできたジャンルで、広い意味での「理系動画」の専門家としての立ち位置を確立することができたのも、この医学の分野の専門家の方々の支えがあったからこそです。医学は化学や工学、核物理学などとも密接に結びついている学問で、実際に医学映像を制作した中で蓄積してきた知識が、他の理系分野の映像に大きく役立ったことは一度や二度ではありません。
右の図は中外製薬様のリスジプラムの作用機序動画からの一コマです。

>>医療医学CG制作

◆参考◆弊社代表コラム~サイエンス/科学映像制作の難しさ

映像制作の現場からタイトル一般に「参入障壁が高い」「制作に特別なノウハウと知識が必要」と思われる科学映像。しかし高度な演出に裏付けられた「伝える技術」こそが映像制作者にとっての本質であり、この本質はサイエンスに限らずどの分野の映像においても発揮されるべきものです。このコラムではデキサ代表・奥山のサイエンス映像に対する姿勢をお伝えしています。

>>参考~サイエンス/科学映像制作の難しさ

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