液体や気体などの流体シミュレーションCG
流れる水や波打つ海、そして炎や煙の流れを映像化するなど、映画やドラマなどでも使われるようになってきた流体シミュレーションCGの制作環境をデキサでも調えました。
液体や炎、そして煙など、いわゆる流体の表現は、「定まった形状が存在しない」「透明度が高く屈折を伴う」という点から、CG制作業界では昔から「最難関」と言われてきた仕事です。
形状が常に変化し続ける流体は、アニメーション制作にも工数がかかる上、手作業での表現では「らしさ」を出すために高度な経験とセンスが求められます。
また透明度が高く屈折を伴うため、光の軌跡が複雑で、レンダリングのためのハードウェアに高い負担を強いることになります。
こうした流体シミュレーションを織り交ぜることで、CG映像に、より説得力を加えることができます。
衝突・落下などの物理シミュレーションCG
物と物が衝突したり、落下したりする様子を描き出す物理シミュレーション。物性と初期状態を入力することで、特定の重力下でどのような動きになるかを自動で計算するシミュレーションです。
デキサでは数多くのソフトウェアの組み合わせで、こうした物理シミュレーションにも幅広く対応しています。
工業系/サイエンス系映像制作ならお任せください
デキサで制作するのはCGだけにとどまりません。流体シミュレーションCGや物理シミュレーションCGを活用した工業系/科学系の映像制作もデキサなら可能です。
撮影、編集、MAまで含め、映像の完成パッケージまで一貫して制作いたします。
ソフトとハードの拡充で素早い対応を目指します
流体や物理演算などのシミュレーションを可能な限りストレスフリーで制作するために、弊社ではソフト面とハード面の両面から対策を講じて皆さまからのご相談をお待ちしています。
ソフトウェアの拡充
弊社では新たに3dsmaxを部分的に活用していたのですが、このソフトに流体シミュレーションプラグイン、Maxフルードが加わりましたので、流体力学シミュレーションを伴う高度な演算を伴うCG制作が可能になりました。
またshadeにはパーティクルフィジックスというプラグインが搭載されており、こちらは炎や煙といった気体のシミュレーションを美しく描くことができます。
現在では、このように適材適所で複数のソフトを組み合わせて活用する制作過程が一般的ですが、弊社でもより高いクオリティを目指して日進月歩でノウハウを蓄積し続けています。
流体演算を伴うCG制作に関するお問合せはぜひ弊社デキサまでどうぞ。
ハードウェアの拡充
流体シミュレーションを行うにあたり、必要となるのがハードウェアのパワーです。流体のシミュレーションのための演算は粒状性を細かくすればするほど、つまり正確性を高めれば高めるほどコンピュータのパワーを使います。
場合によっては10秒ほどの流体シミュレーションに丸一か月間、計算を続ける必要があることもあり、ハードのパワーは高ければ高いほど効果的ですしコストも下がります。
弊社では最新のAMD社製32コア64スレッドのCPU搭載機と、8コア16スレッドのCPU搭載機複数を組み合わせたハイパワーなレンダリングファームで、高速なシミュレーションとレンダリングの需要にお応えします。
これらのAMD社製CPUはスケールメリットを活かした設計でコア数の割に安価であり、マルチスレッド処理が進んだ最新の三次元CGソフトの能力を余すところなく引き出すことができるため、コストパフォーマンスの点からも三次元CG制作の現場においてはベストチョイスであると弊社では考えています。
より高度なCGを、より安価にお届けするために、デキサは常にハードウェア選定から試行錯誤を繰り返しています。
広がる応用範囲
シミュレーションCGの応用範囲は広く、製造業・工業、そしてサイエンスなど、様々な分野のCG映像制作に活用することができます。弊社でも様々な大学や研究機関、企業などからのご依頼でCGや、そのCGを活用した映像作品を制作しています。
製造業/工業系CG制作サービス
製造業や工業系のCG制作全般をデキサでは承っております。製品のPRや技術的な広報活動、会社の案内など様々な用途にご活用いただけます。
科学/サイエンス系CG制作サービス
科学・化学などサイエンス系のCG制作全般をデキサでは承っております。商品PRや学術発表など様々な用途にご活用いただけます。
CGを可能な限り身近なものに
弊社ではCGをより多くの方々にご活用いただきたいと願い、コスト圧縮に努めています。安易なダンピングや価格競争はいたしておりませんが、可能な限り現実的なコストの中に収まるようにご相談に応じたいと思います。
CG制作に要するコストについては以下のページをご覧ください。