活用が広がるXR(特にARやVR)
まだまだ限られた用途とはいえ、確実に活用が広がるAR(拡張現実)やVR(仮想現実)といったXR(extended reality、cross reality)コンテンツ。特にコロナ禍においては展示会などの開催が見送られたため、その代替手法として注目を集めた技術でした。
弊社デキサではCG制作者としてのスタンスから、こうしたXRコンテンツを研究し、その制作現場に様々な形で積極的に参加しています。
XRといっても、そこで使われるCGの元データに求められる要素は、CGの動画と何ら違いはありません。地道にコツコツと丁寧なモデリングを行い、なるべく軽く、そして上質なデータを作りこむことです。弊社がこれまで扱ってきたCGの分野は幅広く、医学や化学といったサイエンス分野から、歴史など文系の分野にまで及びます。もちろんCG動画でこうした幅広い分野に対応できることはXRコンテンツにおいても同様に幅広いジャンルを扱えるということです。
上記のように、弊社はどのような業種のお客様にとっても弊社は有益かつ適正価格でのCGモデリングを提供する第一選択肢になりうるCG制作会社です。
デキサがこれまで参加してきたXRコンテンツは、大学の医学部で活用される医学実験向けのクローズドなコンテンツにおいても、築城400周年を迎える福山城のコンテンツにおいても、どのような分野に対してもリサーチから徹底する姿勢でCGモデリングを行ってきました。
もちろん弊社デキサでは、XRコンテンツに実装されるCGの三次元形状データのモデリングのみならず、Unityなどを扱うコンテンツ開発の専門家と直接連携することで、比較的短期間で高品位なVR/ARコンテンツを開発することも可能です。
まずは小規模かつクローズド環境でのXR活用から、皆さまにご提案できたらと思います。
XRコンテンツの実績ご紹介
デキサでは、すでにいくつかのXRコンテンツ制作現場に携わり、すでに稼働を開始しているものも存在している状況です。
中でも広島県福山市での、福山城XRツアーは、一般の方々でも触れることができる実例ですので、ここでご紹介します。
動作が軽く、インタラクティブな楽しみを提供できているという高い評価をいただき、かつ歴史考証的にも高い評価を専門家の方から頂戴しています。
軽量かつ表現力の高いCGモデリング
ARにしてもVRにしても、XRコンテンツにはスマホなどの端末や専用ゴーグルに映し出す画像をリアルタイムでレンダリングするという特徴があり、XRコンテンツに実装される三次元形状データは軽量でありながら質感の高い表現力のあるモデルである必要があります。
弊社デキサでは、どのような実装環境においても安定して動き、しかも美しいCGモデルを目指し、絞り込んだ軽いデータ制作を行います。
可能な限り少ないポリゴン数でありながら配分を最適化して美しく精細な形状を作りこみ、UVマップの軽量化など長年の経験で培ったノウハウを活かし、ライバルを一歩超えた表現をリアルタイムレンダリングで実現します。
こうした努力の結果、一年間で3件の大型案件を手掛けるという顧客の皆様からの評価と信頼に結びついています。
下地があるからデキサはXRに強い
デキサでは一時期アプリケーション開発を含めて自社内製化しようとチャレンジしていた経験があります。
例えば2010年前後、ARの黎明期でした。当時は今で言う「マーカー型AR」に分類されるような、二次元バーコードのような四角い模様をウェブカメラで撮影することで、そのマーカー周辺に三次元画像や三次元の動画を映し出すという仕組みでした。弊社デキサは、自前で制作したCGを読み込んで簡単なARコンテンツをPC上で実行することに成功しました。(右写真)
将来的にはAR絵本を作るといった夢はあったのですが、ウェブカメラを使ったARからなかなかハードが進展せず、中断していたという歴史があります。
また、2010年前後といえばAR以外にも、iPadが話題となった時期でした。弊社は動画をアプリに実装して様々なコマンドで動かせるiPadアプリを開発いたしました。
iPadアプリの開発はX-codeという開発環境を用いますが、映像制作ならびにCG制作をメインとした映像系の制作会社が、こうした開発を行うことそのものが、まだまだ珍しいことでした。しかし、今、ハードが少数ではありますが出てきましたので、ARも含めたXRコンテンツ開発とCG制作の分野、そして映像で培ったストーリーメイク(構成技術)が途切れずに連携するような未来の姿、「メディアフュージョン」が実現できるのではと弊社は期待をしています。
適正価格でCGを皆さまの力に
デキサでは、適正価格でCGをご利用いただけるよう、シンプルな制作体制と制作期間の短縮を実現するため20年もの歳月を使い試行錯誤を繰り返してまいりました。その結果、現在の安価なCGにありがちな「海外アウトソーシング」を使わず、弊社自社内もしくは東京都内のアライアンスパートナー企業とのジョイントで、案件ごとにジャストサイズの現場を構成し、適正価格でCG動画をご提供できるように努めてまいりました。
また、弊社はCGのみの制作に限らず映像コンテンツ全般をプロデュースから完パケまで制作することができる「映像制作会社」です。CGカットの制作だけではなく、そのCGを活用した映像作品全体をご発注いただくことで、ますますコストパフォーマンスの高いCG活用を実現できます。
不毛なコスト競争には応じませんし、過度のダンピング交渉にも応じませんが、同じ予算内でのクオリティで勝負するなら自信をもって弊社デキサのご利用を強くお勧めいたします。