映像に焦点を絞ったコラムです
はじめまして、デキサの代表・奥山です。代表と言っても私らはまだまだ小さい会社ですから、街の零細企業のボスという立場でがんばっています。 さて、この「映像制作の現場から」は、今まで制作してきた作品の現場写真をご紹介したり、今の映像制作に関わるニュースを自分なりに分析してお届けしたり、また今後映像を作ろうとお考えの皆さんに役立つ情報をお届けしたり、そうした目的のために作ったものです。 最近はやっている「社長ブログ」とは違います。あくまで映像制作に焦点を絞ってお届けしてまいりたいと思っております。今後ともよろしくお願いします。
記事一覧
値上げについて→弊社は据え置き 2024/09/26
2024年10月から、また値上げラッシュですね。私たちの会社はとりあえず値上げはいたしません。というのも、すでに今年の4月に値上げを行っているためです。半年ごとにジリジリと値段を調整できるのはエネルギーや小売り業だけです。映像の場合は半年や一年というスパンで制作を行うので、先々の物価を考慮して人件費等の調整を早めに行う必要があり、4月にガツンと上げておりました。 >>続きを読む
日本製の三脚は本当に良くなった 2024/07/02
スタジオEFPカメラで使うような超重量級の高級品はともかくとして、いわゆるブライダルや軽いロケで使う軽量なENG三脚においては日本製がとにかくここ15年くらいで急にクオリティを上げてきた感じがします。
かなり昔になりますが、今から30年近く前(1995年か96年あたりだと思う)、Libec50という三脚が埼玉県八潮の平和精機工業からリリースされました。ビデオサロンもビデオαも、総じて好意的に国産のENG三脚の登場を歓迎しました。 >>続きを読む
テレ東の警察密着過剰演出は氷山の一角かも? 2024/06/28
よく、こちらのブログを読んだお取引先様から言われるのですが、私はテレビ業界でキャリアをスタートして映像を学んだ割には、テレビ業界に厳しいように見えるらしい。
ちゃんと説明をしますと、私の場合はテレビというメディアの社会的な立ち位置や役割を強く認識して理解しているからこそ「ここ最近のテレビはおかしいよ」と言い続けているわけです。
テレビは国民の立場に寄り添うべきで、国民の利益になるように動かなければならないはず。ところがウソがあったり偏りがあれば、個々の国民の意志決定に大きく影響を与え、それが行き過ぎれば自由主義の崩壊にもつながる可能性がある大変危険なことだと私は断言します。
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PanasonicのP2カメラPX380を買ってみた 2024/06/11
最近ウチの仕事ってほとんどが「フルCG」です。つまり撮影は全く無し。ただただ台本作ってコンテ切って、そのコンテを基にCGをモデリングして動かしてレンダリングし、編集→MAというポスプロをやって納品。私らデキサのスタッフも、仲間のゲインの社長さんも、みんなワークステーションのモニターとにらめっこしながら仕事をしている。なので、「あれ?うちってCG屋だっけか?」という考えがふと浮かぶ。これじゃ映像制作会社であることを忘れてしまいそうな毎日なので、何かしないとなと思っている矢先に、わが社の主力撮影機材であるパナソニックのHPX375のファインダーがぶっ壊れた。 >>続きを読む
相次ぐ溶鉱炉などへの転落事故に事故防止動画の必要性 2024/05/14
弊社は多くの企業様の従業員教育コンテンツを手掛けてきました。ですから世の中で起きている労災事故への関心はそもそも高く、常にニュースはチェックしています。
最近よく目にするニュースが高温炉への転落事故です。本日2024年5月14日も日本製鉄九州製鉄所にて従業員さんが行方不明となり、溶鋼鍋から人骨と思われるものが見つかるという痛ましい事故がありました。心からお悔やみを申し上げたいと思います。 >>続きを読む
東京の外れで悪かったな川勝! 2024/04/03
問題発言が多い静岡県の川勝知事。リニアに反対し続け難癖をつけまくっていたこの川勝知事が「前知事」になろうとしています。年度はじめの挨拶での不適切発言がきっかけでしょう。世の中が忘れても私は忘れないように、ここに彼の発言をメモしておきます。>>続きを読む
良い人材を集めるならリクルート動画だけでは不足 2024/03/08
さて、久しぶりに昨日はとある流通系企業様の社員教育用コンテンツの案件でロケを行ってきました。このお客様はリピーターで、弊社の映像に対する姿勢や理念をご理解いただいた上で、スムーズに撮影工程全般が終了。今日はロケの話がテーマではないのですが、そのロケ現場でクライアント企業の担当者様にアドバイスを一ついたしました。このアドバイスが今日のテーマです。そのアドバイスとは…「良い社員を集めたいならリクルート動画だけ作っても意味が無い!」という話です。 >>続きを読む
テレビの常識は世間の非常識 2023/9/26
さて、久しぶりの更新です。「テレビの常識は世間の非常識」って言葉がありましたが、本当です。うちはテレビ番組のCGやイラストを手掛けているので、ほんとよくあることではあるのですが、若いADさんから電話かかってきて見積依頼していくのは良いのだけど、細かい事情がまるで分かっていないから、こちらも見積なんか出しようがありません。 >>続きを読む
日産の新型Z(RZ34)受注再開いつ? 2023/7/21
RZ34にからめて、ちょっとセンセーショナルなタイトルをこのブログ記事につけてみました。こうすると、興味ある方に読んでもらえるかなと(笑)それにしても自動車業界、最近はビッグモーターの不祥事でお祭り状態ですが、今の日本のように人口は減るわ、所得は減るわ、格差は広がるわって時代に、バブル崩壊前の日本の成長期にやってた勝利の方程式をそのままやってるようじゃ、無理して墓穴掘るのは目に見えているわけで、当然の結果としか言いようがありません。 >>続きを読む
メディアと権力 2023/6/4
今日は、メディアがどれだけ民主主義にとって大切なものかを話してみたいと思います。日本はすでに民主主義の国ですし、そうした意味では他国の場合と違い、メディア自身も実はあまり「メディアと権力の関係」についてわかってないんじゃないかと思うことがあります。
例えばですが、新型コロナが流行して世界中が滅茶苦茶になっていた時、日本政府は国民に対して強制力を持つ命令を何も出せませんでした。とにかく最初から最後まで「お願いベース」によって対策を講じてきたのです。こうした様子は、どこかの国のように外出禁止令を出したり、強制力がある対策を行ってきた国とは正反対です。そして、こうした日本政府の姿勢に対して、日本のワイドショーなどでは >>続きを読む
広島G7サミット議長国会見で記者迷走 2023/5/21
今日は広島でのG7サミット最終日でした。ウクライナのゼレンスキー大統領が来日したり、拡大会合ではインドを含むグローバルサウスをとり込む努力など、実に歴史に残るサミットとなったのではと感じています。成果としてはコストに見合うものだったのではと私個人は感じましたし、政府や外務省の方々も大変だったのではと思います。本当に「おつかれさまでした」と言いたいです。>>続きを読む
NHK捏造報道問題 2023/5/16
まったく、みっともない事になっている様子ですね。テレビから距離を置いて本当に正解だったなと感じる出来事がまた発生いたしました。テレビの劣化もここまで来ると、もう本当に重症でステージ4どころの騒ぎではないですよね。>>続きを読む
スジ・ヌケ・ドウサとは? 2023/4/5
久しぶりにディレクターの立場から少し小ネタをご紹介します。
先日、中外製薬様の映像作品を作るにあたり参考として久しぶりに「Dr.HOUSE」という海外ドラマを観ていたのですが、よく出来ていますよね。変わり者の診断医を主人公にした医療ドラマですが、ストーリーも映像品質も演技もキャラ設定も、大変良く出来ている。
CG映像の参考に観るだけのつもりが、ついつい観てしまう。そんな作品です。
映像作品の品質を表す三要素として、昔の映像屋は「スジ・ヌケ・ドウサ」という三つを挙げていましたが、このドラマは上記三要素がすべてそろってる。 >>続きを読む
素人の台本でプロが動くことは絶対に無い 2023/4/1
私の場合、ひとりの映像屋個人としては、同じように映像制作を楽しむ人が増えてくれることは大いに歓迎です。最近は撮影に使うカメラもずいぶん安価で高性能なものが出てきましたし、一眼レフカメラの動画など、なかなかキレイです。それに編集ソフトも様々な種類がありますので自分に合ったものを探すこともできる時代です。大変良いことだと思います。 >>続きを読む
H3を失敗と断言することが果たして有益かどうか? 2023/2/17
本日、H3ロケットの打ち上げの中止が起きました。
新規開発したエンジンも搭載していることもあり、1人のサイエンス・オタクとして期待していたのですが、こうなってしまったことは本当に私個人として残念に思います。
とはいえ打ち上げてから爆発したわけでも軌道からそれたわけでもなく、打ち上げる前に何らかのデータを検知して正常・健全に打ち上げシーケンスが停止したわけですから、損失を最小限度に止めるという意味でもH3の1号機はちゃんと意味のある信頼性の高い働きをしてくれたと思います。何か不安があるなら止めたほうが損失が無いのだから、これで良かったのだと思います。>>続きを読む
福山城のCGがついに完成しました 2023/2/10
弊社では、去年の夏から広島県福山市の福山城のCG制作(モデリングも含めfbxファイル納品)にとりかかっていました。
歴史の可視化という事業はこれまで映像向けのものは数多く手がけてきました。テレビ朝日の「chouchou」のようにそれこそ丸二年、年がら年中、歴史の考証を続け、CG制作に打ち込んでいた時期もありました。とはいえ、今回はそうした「小さいネタが山のようにある」という状況ではなく、福山城とその周囲の城下町を丸ごとCGによって再現するという壮大な仕事です。 >>続きを読む
DNAモデルを制作してみました 2023/2/4
医学・化学の世界の映像を手掛けていると、時にDNAやRNAといった遺伝物質の映像化が必要になることがあります。ところが、世の中に存在する三次元モデルというのは、「教育用」として作られているものか、「イメージショット用」として作られたものか、おおむねこの二種類しかないのです。 >>続きを読む
テレビ、その信頼性の失墜 2022/10/3
つい最近、テレ朝の局員コメンテーターが番組中で以下のような発言をして大問題になっているそうです。発言までの経緯は様々なネットニュースで扱われているので、そちらをご覧ください。私はテレ朝の系列で業界歴をスタートしているため、思い入れがある局です。大変お世話になりました。でも、ちょっとこの発言はさすがにマズいと思います。私がひっかかったのは「政治的意図がにおわないように制作者としては考えますよ」という部分。 >>続きを読む
動画の修正作業をCGによるVFXで行う 2022/8/20
テレビ番組の現場制作者からよくご相談を頂戴するのが「自動販売機のデザインを変えたい」「余計なものが映り込んでしまっているので消したい」「撮影の時に無いものを映像に足したい」などの後処理による修正作業です。いわゆる「余計なもの=デモノハレモノ」が映り込んでしまった動画素材を何とかしたいというご要望です。 >>続きを読む
材料工学分野の映像制作に注力 2022/8/14
これまでいろいろな分野のサイエンス映像を手掛けてきましたが、弊社が今特に注力している分野が「材料工学」と呼ばれる分野です。もともと弊社のお客様はポーラさん、コーセーさんなど化粧品を製造する会社さん、それに東レさんや旭化成さんのように素材を扱う会社さんなどが多かったため、そこそこの馴染みはあったのですが、最近はセラミックや金属、それに炭素といった分野の動画案件が増えております。
調べ始めるといろいろ難しい分野ではあるのですが、日本はどうやらこの分野では世界一の国で、日本が無ければ今の世界のテクノロジーは存在しないのではないかと思えるほどの強さを持つ分野です。>>続きを読む
制作プロダクションは下請法をもっと学ぶべき 2022/05/03
元々を言えば、私はテレビ番組のディレクターでありプロデューサーです。そっちをまず徹底的にやって勉強し、それから一般企業様向けの広報映像の制作会社を設立して、テレビ業界から一般企業様にその軸足を徐々に移してきたという経歴です。
三次元CGやイラストがいかに映像にとって必要か痛感していたため、数千万という、私にとっては多大なコストはかかりますが、私財を投げ打って三次元CGやイラストの部門も持つという、いわば総合映像プロダクション(もちろん技術やポスプロも含む)を一気に作ったという経緯です。>>続きを読む
何があっても制作作業を止ずに済む危機管理体制 2022/4/28
昨日(4月28日)、大田区北糀谷で猟銃を持った男のマンション立て籠もり事件が発生しました。40代女性が左腕を何かで切られた状態で逃げ出したのが22:30頃の出来事。部屋には知人の30代男性が猟銃のようなものを持って立てこもったということです。
なぜこの話をするかというと、この現場、うちの会社のCG制作スタジオ(大田区北糀谷1-18-10)の真裏、10メートルほどしか直線距離で離れていない建物で起きた事件だからです。
下の写真がうちのCG制作室と事件現場の位置関係を示した写真です >>続きを読む
AJSキャドウェル125 2022/2/10
仕事ばかりの毎日なものでストレスが少々たまっていたところ、普段乗りの125cc、ヤマハYBR125がぶっ壊れました。ふー。ちくしょう。キーをひねってもウンともスンともいわない。キーホールのところの接点がおかしくなったんでしょう。とはいえ壊れるタイミングが実は少々悪く、私の逆鱗に触れた感じでして、さっそく廃車にしました。>>続きを読む
リモート研修動画の重要性 2021/10/29
ここ東京では新型コロナウイルス感染症第5波の流行がなんとか収まり、緊急事態宣言が解除されたところです。とはいえ、以前のような日常を取り戻すのはまだまだ先のことでしょう。そのため多くの企業様が出来る限り対面を減らし、リモートワークを推進しています。>>続きを読む
社員教育・安全教育・事故事例動画制作について 2020/12/31
弊社の制作実績の中で最近増えてきたのが、工場や作業現場における事故事例の紹介動画です。こういった動画は会社の中で安全教育に使うために作られているのですが、昔は再現ドラマを撮影して制作されていたジャンルです。しかし近年ではCGを使ったシンプルな描き方が好まれるようで、私たちのようにCGも映像制作も自社で行っているような会社にとっては「ジャスト」な仕事となっています。>>続きを読む
ロイヤリティフリー筋肉CGイラストの制作 2020/12/30
私の仕事は主に「映像ディレクター」なのですが、副業というか、すでにもう20年もやっているので既に本業化していますがCGのモデリングの仕事をしています。こうしたCGは動画の中に挿入して使うことがほとんどですが、中には出版など紙媒体向け、ウェブメディア向けに静止画イラストを制作するという仕事もあるわけです。 >>続きを読む
CGを使った映像制作の費用/安価に制作するために 2020/12/28
最近、CG動画をパーツとして編集し、映像作品を制作することが多くなりました。例えば交通事故や工場での事故事例紹介。そして商品PRなども、今はほぼ撮影を行わず、商品カットまでCGで作ってしまうという感じです。
理由は簡単で、新型コロナが蔓延したことで多人数が集まるロケが行いにくくなっているからです。弊社の場合は映像制作会社でありながら自社でCG制作部門もあるため、制作とCGの両部門が同時に動くことで、一社の中でCGを活用した映像制作を、しかもフルCGで行う事ができてしまうのです。>>続きを読む
映像業界向け相見積サイトの横行 2020/12/2
最近では数社の映像制作会社に同時に見積依頼を流してもらえる相見積サービスを提供するサイトも存在します。一見便利ですが、(すべてではありませんが)とんでもないサイトも多いのでご注意ください。>>続きを読む
ウェビナーに色を添える動画素材の制作 2020/12/2
ウェビナー(Webinar)という言葉が使われ始めましたね。ITの方々は新しい言葉がとても好き。横文字をどんどん増やしてムーブメントを生み出してそれを商売にするわけですね。とはいえ「ウェブ」と「セミナー」の合体でウェビナー。なかなか便利な言葉かもしれません。>>続きを読む
免許はなくてもプロの壁は存在する映像業界 2020/10/31
「手元に撮影した動画の素材があるのですが、編集してもらえませんか?」最近、こういうお電話を頂戴することが多くなりました。コロナの影響によって、会社内で研修を対面で行うことが難しくなり、社内の動画を趣味としている社員さんが会社の教育担当者の方と相談しながら撮影した素材の編集の相談がほとんどです。
多分ですが、撮影までは自分でできると思ったのでしょう。そしてその素材をプロに渡せばキレイに仕上がるのでは?そんな期待を持ってしまうのも心境としては理解できます。しかし事はそんなに単純ではありません。>>続きを読む
新型コロナ対策~オンライン研修動画の制作費用について 2020/10/10
新型コロナの流行は社会の在り方を根底から覆してしまいました。これまでの仕事の方法論では通用せず、新しい働き方を模索する動きが広がっています。大きな影響を受けているのが研修などを仕事として行っている業種の方々です。これまでであれば実地で指導者・講師の方々と受講生が直接技術を伝達できたのですが、ソーシャルディスタンスの重要性が唱えられるようになってからというもの、狭い教室や実地で講師と受講者が手とり足とり教えるということができなくなってしまっています。>>続きを読む
映画『デス・ウィッシュ』(Death Wish)が求められる世界 2020/06/11
今日は、趣味の映画の話でもしてみようかと思います。興味がある方はご一読くださいませ。先日、Amazonプライムをダラダラ眺めていたら、ブルース・ウィリス主演の『デス・ウィッシュ』(Death Wish)があったので、観てみました。>>続きを読む
テレワークでの映像制作/動画制作 2020/04/29
新型コロナウイルスが蔓延し、感染者も増大する中、映像作品の制作を発注して良いものかどうか迷っておられるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。とはいえコロナ蔓延時だからと言って「商品PRを止めたくない」「PRをやめたらそれこそ被害が大きくなる」などの理由から、緊急事態宣言(2020年4月7日会見発表)が出て不要不急の外出を控える要請が国から出された状況下であっても、映像作品を制作しなければならないという会社様はあるはずです。>>続きを読む
トイレットペーパー不足に見た日本人 2020/03/07
昨今、新型コロナウイルスの蔓延によって、なぜかトイレットペーパーが不足するという事態になっています。理由はどうやら単なるデマで「マスクの次はトイレットペーパーが不足する」という情報が流れてしまったことだったわけですが、実はメーカーには在庫があり卸にも在庫がある。>>続きを読む
新型コロナウイルスのCG動画を! 2020/03/01
新型コロナウイルス(SARS-CoV2)が猛威を振るっていますが、どの番組を見てもウイルスそのものがどう恐ろしいのか?その実態がまるで見えないという状況です。情報を得ようとしてテレビの特集番組を見ても、例えば「ウイルス」「流行」という言葉は山のように使われていますし、感染を防ぐためにすべきことは紹介されているのですが…>>続きを読む
不妊治療医療動画の制作 2019/12/15
不妊治療の医療動画。思い起こすと実はこの5年くらいでテレビ番組や医療機関のビデオパッケージで、産婦人科における様々な不妊治療を紹介する動画の制作にからむことが多くなっているように感じます。それだけ需要があるということなのでしょうか? >>続きを読む
医療ドラマ『トップナイフ』のCG制作過程 2019/12/15
日本テレビで2020年1月11日から毎週土曜日の夜10時から放送される医療ドラマ『トップナイフ』(主演/天海祐希)の医療CGを今私が作っています。もちろん私だけではいろいろ怖いので、いつもながらゲインの横山氏にも協力してもらいつつなのですが、たまにやると本当にドラマのCGは緊張しますよね。なにせドラマは後々まで残るので、ちょっとした間違いが恐ろしい結果を招く。>>続きを読む
サイエンス/科学映像制作の難しさ 2019/12/11
サイエンス系の映像制作というのは、私の会社が多く受注している分野です。医学・薬学系も入れてしまうと、弊社が受注している映像制作案件のほとんどがこの「サイエンス」という分野になると思います。
よく他社のプロデューサーやディレクターと会話している時に >>続きを読む
医療動画のおススメ映像制作会社!一覧 2019/11/26
医療映像制作を考えているなら、制作会社選びに困ることもあるでしょう。ここでは私が知っている制作会社の中から数社リストアップしてみたいと思います。あくまで個人的意見ですので、これまで付き合ってきた会社さんしか書いていません。ご了承ください。>>続きを読む
生活に必須の医薬品 2019/10/18
映像制作のディレクター業をしていると、夜も起きて編集を急ぎでやっつけたり、座りっぱなしで運動していないなど、不健康な生活をしていることが多い。そうなると夜は寝られないし、肩こりはひどくなるしで、薬が必要ということになります。>>続きを読む
CGによる4K8K動画制作 2019/10/18
ウェブを検索してみると、世の映像制作業界は「4K!4K!」の大合唱中。ついには「8K!8K!」という合唱まで聞こえているような雰囲気。そもそも新しもの好きの業界なので「言葉先行」みたいなところはあるのですが、皆さんちょっと冷静になってみましょうね。>>続きを読む
アート/芸術とは一体何なのか? 2019/10/12
私らプロの映像屋ってのは、どこまで行っても「請負仕事」の世界ですよ。自分のやりたいことなんて、できることはわずか。お客様からのご依頼があり、そのご依頼に従って映像を作る。なぜかって?そりゃ仕事だからですよ。お客様は大事なお金を払ってくれるんだから、ご期待に応えられるように頑張るのは当たり前。>>続きを読む
CG制作にとってのAMD-Threadripper32コア64スレッド 2019/9/27
去年あたりから私らパソヲタを騒がせている存在があります。それがAMDという半導体メーカーから販売されているThreadripperというCPU。AMDというメーカーは特にパソコンのことに詳しくない方は聞いたこともないメーカーかもしれませんが、あの有名なインテルのライバルという立ち位置の会社です。>>続きを読む
携帯壁紙/パソコン壁紙「フェアレディZ」 2019/9/22
会社のサイトに張り付けていた私が趣味で作った日産フェアレディZ(Z34)のCG画像を見て「これ、パソコンやスマホの壁紙に使いたいのですが」とメールをくださった方がいました。ですので、以下においておきますので、ご自由にダウンロードしてお使いいただければと思います。 >>続きを読む
マスコミの在り方を石破茂氏の本に学ぶ 2018/08/15
さて、総裁選があわただしくなってきたようですね。私は政治には疎いです。疎いですが、子供がいるので、その子供にツケを払わせたくないという想いもあり、最低限度のことはしています。それはよく新聞とテレビを見て情報を集め、選挙にかならず行き、一票を大切に行使するということです。 >>続きを読む
デジタルカメラと35mmフィルムの解像度(解像度比較2回目)2018/07/27
一つの記事で、数年の時間を置いて書くということは珍しいのですが、実は非常事態というか、以前私が書いた「4K解像度と35mmフィルムの解像度」という記事に対する反響がすごく多くて、実際に私の会社まで電話で問い合わせをされる方が結構いらっしゃいました。 >>続きを読む
動画と映像の違い 2018/07/08
映像といえば、かつては映画かテレビなどプロの専有物でしたが、今やウェブで公開されるものに代表されるように一般の方々が作る映像が爆発的に増え、存在自体がかなり地べたに降りてきた感があります。
こういう時代ですから、「映像とは何か」という定義をしっかりとプロの観点から紐解くことは意義のあることだと思いますし、映像の制作依頼を検討中の方々にも有益な情報であろうと思います。 >>続きを読む
修正・訂正および変更の違い 2018/03/20
テレビ番組のCGを作っていて一番精神的にこたえるのが「修正」や「変更」です。ディレクターさんからいただいたコンテ通りにCGを作っても、プロデューサーのプレビューでひっくり返されて、CGの内容を変更する必要性に迫られるわけです… >>続きを読む
求人へのおかしな応募メールが多い 2017/08/05
求人へのおかしな応募メールがたくさん来ます。特に多いのが「どこのだれかわからないメール」です。これは本当にやめていただきたい。
フリーの方に多いのですが、まず、名前とメールアドレスしかわからない。住所も電話も書いてない。で、一応資料を送るようにお願いすると、過去の作品資料は送られてくるのですが、そこにも住所も電話も書いてない… >>続きを読む
裁判資料動画・映像の加工解析 2017/05/03
弊社で本当にたまにではありますが、お引き受けしているのが、裁判で使用するような資料・証拠(?)としての動画素材の加工や解析です。
センシティブな内容なので具体的に何をどう担当したのかはまったく言えませんが、弁護士事務所の方で、こうした仕事をどこに振ったらいいかわからずに… >>続きを読む
コンテンツを発信する会社にならねば… 2017/04/20
お久しぶりです。しばらくぶりの情報発信となります。父が去年亡くなり、今年三月に一周忌が終わったところで、自分の中では節目となりました。父の死が、人生について考えるきっかけとなったことは確かです。>>続きを読む
4K解像度とフィルムの解像度 2015/04/20
久しぶりの投稿です。最近忙しくてなかなか記事を書けません。お許しください。
さて、時代の流れというものはすごいもので、つい最近HD(ハイビジョン)が映像業界で話題となっていたと思ったら、もうHDより上の規格が普通になろうとしています。
というより、普通じゃないか… >>続きを読む
台本至上主義が映像をダメにする 2014/07/19
映像制作の設計図、それが台本です。しかし台本を読み解くというのはそう簡単なことではありません。なぜなら映像の台本というものは日本語で書き記されているわけではないからです。 ある事柄はナレーションをベースにして補足的に動画を使って解説していますが、ある部分はナレーションを排除して動画の内容しか想定されていなかったり、またある部分は暗転画面で効果音だけで表現していたり、とにかく日本語として台本を読んで成立することなど、ほとんどないのです。 >>続きを読む
映像制作にとって大切な演出 2014/04/25
映像を仕事にしていて、「ディレクター」の名刺を渡すとよく聞かれるのが「ディレクターって何してる人???」という質問です。もう本当に参るのですが、仕方ないので「えーと、ディレクターってどんなイメージですか?」と逆に質問しちゃうんですよ。そうすると「肩からカーデガンかけてて、夜なのにサングラスかけて六本木で外車乗ってるって感じ?」って言われて倒れたことがあるんですが >>続きを読む
新しい価値観を生み出す 2013/09/29
映像制作会社である当社が一体なぜウェブに力を入れているのか?映像制作会社がウェブの構築やSEO対策についてコーディネーションしているのは、社長である私から客観的に考えてみても違和感があるのは事実です。 >>続きを読む
自社独自動画コンテンツの制作 2013/09/14
今、当社で映像制作のマニュアル本とDVDを制作しています。これはオリジナルコンテンツとして制作しているもので、どこかの出版社さんから販売するものではありません。 実際、こうしたオリジナル動画コンテンツを自社で販売していくという方向性は正しいと思っています。 >>続きを読む
ウェブを全面改装しました 2013/09/13
「映像制作に話題を絞って」と言いながら、いきなりウェブの話です。 今、当ウェブサイトの更新作業を行っています。うちは小さい零細企業ですから、ウェブを作れる私が一切のサイト更新を行うという結果になってしまっています。以前なら得意な社員さんがいたのでやってもらえたのですが、今では私しかウェブをいじれるのがいません。とはいえ仕事でウェブを請け負うといっても、せいぜい動画ファイルをHTML5でページに表示できるようにするくらいのコーディングがメインですから問題ないのですが。 >>続きを読む
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