映像制作の現場からタイトル2023/5/17公開

◆以下枠内、奥山追記(5月26日)
去る5月25日、弊社に「NHK関係者」を名乗る方からお電話を頂戴しました。私、奥山が電話に出て対応しましたが、大声で怒鳴ってらしたので何をおっしゃっているのかわからない状況でした。このブログへの抗議のおつもりでしょうが、冷静にお話できないのでしたら、このブログ記事はそのままにします。
また、テレビ局からお仕事を受注していることと、ここで「捏造」を批判することは別問題ですから、批判されるいわれも無いと思っております。むしろ映像業界にいる者として仲間意識で今回のNHKの行為を黙認するなら、それは自浄作用が働かないということの証となってしまいます。批判し、反省し、改めることが「マスゴミ」とまで言われてしまっている今のメディアをより良い方向に改善するための唯一の方法です。
また、デイリー新潮の記事で新しくワクチン遺族の方々の言葉が掲載されています。取材現場で何が起きていたのかが垣間見れる記事ですので、ぜひご一読ください。

NHKがまたやらかした

まったく、みっともない事になっている様子ですね。私は元々テレビマンですが、テレビから距離を置いて本当に正解だったなと感じる出来事がまた発生いたしました。テレビの劣化もここまで来ると、もう本当に重症でステージ4どころの騒ぎではないですよね。ずる賢くて恥知らずとなれば、もう価値はゼロです。

>>NHKニュースウォッチ9のツイッター

さて、じゃあそのNHK、何をやったのかというと。
この5月15日放送のNHK報道番組「ニュースウオッチ9」で、「新型コロナウイルスのワクチン接種後に家族が亡くなった」と訴えている遺族の発言を伏せ、あたかも新型コロナ感染によって死亡したかのようにインタビュー内容を恣意的に編集して報じたと思われる問題が起きました。雑誌などの取り上げ方は「捏造疑惑」と言っていますが、これからリンクなどでお見せする動画を見ると、NHKの番組で使われているインタビューの使われ方が恣意的な編集を受けていることがよくわかりますから、これは「疑惑」などという生易しいものではないと思います。
このNHKの番組を見る限り、確かにインタビューを受けているお三方のコメントを聞いていると、まるで新型コロナに感染して身内の方が亡くなったというようにしか聞こえません。この後で説明いたしますが、このお三方は「ワクチン接種後に亡くなった」とインタビューの際には確かに言っているのです。しかし番組ではあたかもコロナの後遺症などで亡くなった遺族としか見えないように明らかに恣意的に操作されているのです。
これは映像の演出理論で言うところの「モンタージュ」という技法を悪用した典型的かつとても悪質な事例です。これは大問題です。

漫画家の倉田真由美氏が良い例えでおっしゃっているのですが、「家族がコロナ(で死なないために打ったワクチン)で死にました。→家族がコロナで死にました。()を削ったらもはやまったく意味が違ってしまう。これをやったNHK。 偏向どころではない、最早捏造」と斬り捨てておられます。

元のインタビュー収録最中の記録動画が残っていた

さらに杉原さんという方のツイッターにはNPO法人事務所でこのお三方がインタビューを受けた時の別カメラの動画を公開してくださっています(元動画は特定非営利活動法人駆け込み寺2020 理事の方の撮影映像だと思われる)。
杉原さんのX(旧ツイッター)

河野さんの事例

これを見ると、確かに夫を亡くされた河野さんという女性は「大阪市もメディアが、疾患のある人から打ちなさいと。とにかく(ワクチン)打たないと助からへんと言ってましたので」と言っています。それに続けて「もう本当に一回目の接種は集団接種の券が来たときは喜んで打ちに行ったら、命取られましたね。」というように、ワクチンを打ったことと関連付けて夫の死について触れています。つまりこの亡くなった旦那様はコロナになど罹患していなかったのです。
しかしNHKで放送されたインタビュー部分はあっという間で「いったいコロナって何だったんだろうと思いましたね」という部分しか使っていません。

佐藤さんの事例

また、お母様を亡くされた佐藤さんという女性はNPO法人事務所での記録動画では「4時に帰ってきて、打った30分でそのまま家でちょっとしんどいと。それで頭痛とめまいがするとキッチンからソファーに自分で移動している最中にバタンとそのまま倒れて、そのまま亡くなったですね。」と言っています。つまりこの方も新型コロナになど罹患しておらず、ワクチンを打ったあとすぐに亡くなっているのです。
しかしNHKで放送されたインタビュー部分はとても短く、「遺族の人たちの声を実際に伝えていただきたいと思います。」という部分しか使っていません。

これではまるっきり、「ワクチン接種後に亡くなりました」という主張をしているお三方が、まるで「新型コロナをこじらせて身内を亡くした遺族」にしか見えないです。これを捏造と言わずして何と言うのでしょうか。

公平公正な報道は報道機関の生命線

本来、こんなことを私が言うべき事じゃないのですが、報道の生命線は公平さでしょう。そして公正であることでしょう。
ところがNHKという、国民から受信料をいただいて放送事業をしている放送局が、恣意的にこんな恥ずかしいことをやって、あたかもワクチンで死亡したという主張を編集で消してしまい都合の良いようにインタビュー素材をつまんで使っている。こんなことが許されるとは到底思えません。
プロデューサーとディレクターや記者を全員入れ替えて、刷新しないことには正しい報道など無理です。本来はその位厳しく処分しなければ、この腐った体質は変わらないでしょう。どこまでNHKがやるか?見物させていただきたいと思っている。

受信料集めに必死なNHK

最近NHKというと、スマホ持ってる人から受信料を集めるとか、いろいろお金を取る事ばかりに必死のご様子ですが、ますますNHKを嫌いになる人が増えることでしょうね。本来はこういうずるい事をやめて、国民の理解を得ながら本当に良いコンテンツを生み出して放送するのが責務であるはずですが、性根が曲がってしまっているようです。これでは受信料だって反発する人が増えたとしても、私は不思議には感じません。

NHKに自浄作用が働いて、ちゃんと正常な放送局に生まれ変わることを望むばかりです。NHKさん、文句あるなら直接連絡してくるといいですよ。言い訳くらいは聞きますから。

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