2019/9/22 公開
ご要望が数件あったフェアレディZのPC/スマホ壁紙を作りました
会社のサイトに張り付けていた私が趣味で作った日産フェアレディZ(Z34)のCG画像を見て「これ、パソコンやスマホの壁紙に使いたいのですが」とメールをくださった方がいました。ですので、以下においておきますので、ご自由にダウンロードしてお使いいただければと思います。
一応、ダウンロードした方々のIPアドレスは記録させていただいております。悪質な二次頒布を防止する意味合いのためご了承ください。普通に個人的に非営利で活用される分にはまったく問題ございません。
フェアレディZ(Z34)のCGを作った経緯
なんでこのCG画像を作ったかというと、理由は簡単で「私の愛車」なのです。
でもいくら「愛車だから」といっても、趣味というだけで手のかかるCGを作ったりしません。要するに「仕事のための研究を楽しくしたかったから愛車をモチーフにした」ということです。
三次元CGというのはモデリングそのものよりも、照明効果や大気の雰囲気、そしてレンダリングの手法によって大きくクオリティが違ってくるもので、そういった広い意味での表現手法をCGクリエイターは常に意識して学んでおく必要があるのです。
特にCGの場合はそのクオリティがコンピュータの能力に依存しますので、年々進化を続けるコンピュータに合わせてレンダリング手法も高度化していかないと、CGクリエイターとして競争に打ち勝つことができないのです。
私の場合はこれまでテレビ番組のCGや、メディカルCGを主に仕事をしてきましたが、よりフォトリアルな画像を作ることができれば、CMや映画、建築系のCG動画などにそのノウハウを活かせるという目算がありました。そして丁度良いタイミングでAMDからThreadripperという超マルチコア(32コア64スレッド)のCPUが登場したので、それを使ってレンダリング用のハイパワーなマシンを構築して、これまで弊社では使わなかったレンダリング手法をテストする中で作り上げたCG画像です。
ちなみにこのマルチコアCPU搭載のマシン、メモリも128GB搭載していますので流体シミュレーションなどメモリに大きな負担がかかる作業もこなせる上、これまで弊社が使っていたマシンと比較して3倍以上速いので、様々な新しい試みが可能になると思います。
こうしたテストの中で、壁紙についても今後もバリエーションを増やしてまいりたいと思います。半分趣味ですが、ご期待ください。
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