医療機器PR動画の制作費見積事例

実写とCGを駆使した医療機器PR動画の制作費見積

お忙しい医師へのアピールを短時間かつ効率的に行うために、エレベータプレゼンテーション的な活用をすることができる短い尺の動画を想定します。整理整頓されたナレーションやテロップにより、常に高効率な情報伝達を行うことが、医療機器PR動画のキモとなります。
弊社では実写やCGを交えながら、適材適所で技法を使い分ける「値段もリーズナブル（合理的価格感）」「表現技法もリーズナブル（合理的技法選定）」という「R&R」なVTRを提案します。

完結かつ必要十分な解説に絞る

弊社では、ネットに活用しつつ、タブレットPCでも活用できるPR宣材動画の制作を提案しております。
特に医療機器のPRなどは営業の際に短い時間で医師に訴求することを目的に、要点に絞った形で可能な限り完結に冗長にならない作りを心掛けています。
短い尺とはいえ、撮影、CG、イラストなど映像を構成する要素が減るわけではありませんので、価格が安くなるというわけではありません。しかし尺が短くなることで編集時間がかからないなどのメリットがあり、その分のコストが下がる傾向にあります。

製品外観カットはCGで

製品の外観カットはCADから作成したCG動画を使います。背景も照明も反射による映り込みも無いCGであれば医療機器を見せたい角度から自由に画像化して見せることが可能です。特に、外観のCADデータがあれば外観はモデリング工数が減り、安価に済む場合があります。
また、解剖CGモデルを活用することで、その利用方法や利点を一目瞭然で直感的にドクターの方が理解できるように努めます。
弊社では自社でCGを制作しているため、CGのみではなく、CGを活用した動画制作全般を弊社にご依頼いただくことでスケールメリットが生まれ、大変挑戦的なコスト感で皆様にCGをご提案できます。

監修医のインタビューコメントも可能

弊社は医療映像や医学映像を数多く手がける反面、古くは『あるある大事典』や北野武さんの『たけしの万物創世記』など情報バラエティを手掛けてきたディレクターが設立した会社です。そのためインタビュー収録などドキュメンタリーの技法についてはプロ中のプロが集まっています。インタビュー収録というものは、簡単なようでいて、自然な表情を引き出しつつ良いコメントを導き出すためには長い経験と戦略が必要です。カンペを読ませるような未熟な手法は弊社の現場では不要です。プロの聞き手が理想のコメントを導きます。
費用についてはカメラ１台を運用するコストと、背景を合成にするなどの場合はブルーバック撮影にかかるコストが加算されます。

見積条件の設定

では、見積条件を設定します。90秒ほどの短い作品で、製品紹介カットはCADからCGを作成すると仮定します。使い方や製品の特長なども解剖学的人体CGを交えて、直観的に視聴者が把握できるようにします。
またその医療機器を発案したドクターや利用者のご意見をインタビューで収録して挿し込むために、１日の簡単なインタビューロケを行う前提とします。
著作権はタブレット、ネット、DVDなどにも転用できる権利売り切りの前提です。

医療機器PR動画制作の見積事例
制作管理費	200,000円
構成台本費/リサーチ費	150,000円
映像演出費	350,000円
撮影技術費	140,000円
製品外観CG制作費	500,000円
製品活用方法解説CG制作費	400,000円
編集費	250,000円
タイトルベースデザイン作成費	40,000円
ナレーション費	60,000円
音効費	80,000円
ＭＡ費	100,000円
合計	2,270,000円

見積の特徴

インタビュー撮影はあくまで1日で終わる範囲としています。１台のカメラを１日稼働させることを「1チェーン」と言いますが、上記の見積は1チェーンを前提としています。よほど多くの人のインタビューを収録するのでなければ、1チェーンで十分です。
医療機器の使い方の説明については人体解剖CGモデルと医療機器のCGモデルとの組み合わせでアニメーションを制作します。
編集はCGを使ったりクロマキー合成を使ったりと少々凝った造りを前提としています。ですので、90秒前後を編集するコストとして25万円を見込みました。
また、クライアントチェックのために仮編集や修正作業を行う場合などは別途加算となります。逆に言えば、構成段階で内容をきちんと詰めて、編集のしなおしなど工数を減らすことが、医療機器PR動画をリーズナブルに制作する一番の方法とも言えるでしょう。

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