映像制作・動画制作費用見積タイトル

映像の構成・演出・進行スタッフの費用

映像の現場における制作部とは、企画立案のように映像制作工程の最初の段階から、最後の納品までのフロー全体をコントロールする部署のことで、通常、「映像制作会社」と呼ばれている会社は、この「制作業務」を中心に行っています。つまり作品の内容を決定した上で制作工程の全般の監理やを行うことが制作の仕事となっています。
また、本来は演出部は制作部とは別部署なのですが、企画立案など内容にまつわる部分が制作とオーバーラップするため、単独の「演出部」がある映像制作会社は稀で、ほとんどの場合は演出スタッフも制作部に属しています。

制作スタッフと演者

弊社のディレクター(左/弊社代表の奥山)と演者(白衣着用)のスタジオ撮影打合せの様子

具体的には、「制作」としての企画や予算管理を行うプロデューサーと、その補佐を行うアシスタントプロデューサー、「演出」として映像作品の内容を担保しながら最後の工程まで実務を監督するディレクター、そしてその補佐を行うアシスタントディレクター、さらに構成台本の作成や企画の立案作業を行うなど幅広く活躍する構成作家、企画立案や構成を行う上で必要な情報を集めるリサーチャーなどが挙げられます。
通常はこうした制作スタッフは多くの制作会社を行き来しながら仕事を行っているフリーランスが多く、弊社デキサでも自社でまかなえない場合は作品の傾向に合わせたフリーランサーや、アライアンスパートナー企業の制作部と契約を交わして仕事を行っています。
そして、映像制作全般の司令塔としての役割を果たす分だけ、制作スタッフに求められる資質を重要視し、現場投入しているのもデキサの特徴となっています。

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構成・演出・進行スタッフ人件費の相場

人件費の相場はキャリアによっても違いますが、制作部および制作会社のスタッフは作品制作工程の最初から最後まで通して担当するため、映像制作費用の中では最も割合が高いのが制作スタッフの人件費です。映像の制作というのは最初の企画から最後の完パケ納品まで短い場合でも一か月から二か月。場合によっては一年近くかかることもあり、その間拘束されるものと考えて、ある程度自由に動くことができる費用を見積もってご負担いただくこととなります。
弊社の見積書上では、一作品を最初から最後まで担当した場合の金額を設定しており、下記のような基準で見積もりを計算いたしております。

制作スタッフの人件費相場
プロデューサー 一作品 20万円~70万円(1人工あたり5万円前後)
アシスタントプロデューサー 一作品 15万円~50万円 (1人工あたり3万円前後)
ディレクター 一作品 20万円~100万円(1人工あたり4万円前後)
アシスタントディレクター 一作品 15万円~40万円(1人工あたり3万円前後)
構成作家 一作品 20万円~45万円(1人工あたり5万円前後)
リサーチャー 一作品 10万円~40万円(1人工あたり3万円前後)

 

なお、上記表の費用は一作品あたり(一式)でのものですが、1人工あたりの相場も記載いたしました。1人工とは、1人のスタッフが1日8時間労働をした場合の料金です。概ね、この1人工あたりの金額を根拠として、想定される稼働日数をかけて見積金額としています。

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通常の制作スタッフの編成

スタジオ撮影でのスタッフの動き

スタジオ撮影でのスタッフの人数イメージ

弊社では、比較的小規模の作品の場合は台本作成や演出などを一人のディレクターでまかなうことがあります。この場合は作品の規模にもよりますが、演出のみの価格に1.5倍ほどの金額ですべて行います。
大人数で分業して制作する場合、意思疎通のために必要なスタッフ間の打ち合わせなどが発生するため、実はスタッフ間の調整などに手間がかかることがありますので、一人のスタッフが多くの仕事を兼務したほうが拘束時間が減るために制作費用が下がる傾向があります。
もちろん規模が大きな作品では、純粋に仕事量の問題から分業制作を行う必要がありますが、小規模作品の場合はディレクター一人での制作も検討するべきでしょう。
ただし、こうした変則的な制作体制は、作品の規模によっては不適切な場合があります。例えばCGを活用した映像制作などでは、CGを制作するスタッフを必要とするためこうした方法論は使えません。また、お急ぎの場合には、ディレクター一人での制作は難しいので、弊社プロデューサーと綿密な打ち合わせを行い、適用を検討してみる必要があります。

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第一線の現場で学んだスタッフを採用しています

制作スタッフに限りませんが、映像制作に携わるスタッフの経験値や実力などは数字で表しにくいものですし、当然料金に置き換えることもまた難しいものがあります。しかし映像制作というのは「人」そのものの経験値がモノを言う世界です。刻々と変化する撮影現場の状況に柔軟に対応することができる映像制作スタッフを現場に投入することができるかどうかが、映像制作会社にとっては生命線でもあります。
弊社作品を担当、または派遣するプロデューサーやディレクターは、通常の場合はテレビ番組制作の現場経験がある者を優先的に採用しています。民放キー局で通用する水準の仕事を放送以外の映像でも活用していただきたいという弊社の理念から、費用は少し高めになりますが、こうした人材を優先的に採用しています。
映像制作を一度でもしたことがあるクライアントの場合はよく知っていることかもしれませんが、民放キー局の現場で活躍してきた制作スタッフが企業広報映像を手掛けることは残念ながら多くはありません。
しかし弊社は第一線のキャリアにこだわります。実際に制作現場を見ていただければわかることですが、テレビを経験してきたスタッフの現場は「映像演出」を重要視する姿勢が明確で、台本にすら書くことができない行間を映像にすることに長けています。
ぜひ、弊社デキサの制作ノウハウをご活用ください。

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ロケ現場写真

弊社の撮影現場の様子、大小どのような規模でも対応可能

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