社員教育研修動画の制作費見積事例
新型コロナの流行は、企業の姿かたちに大きな影響を与えました。これまでは研修を実地で行って社員教育を行っていた企業様も、動画で見せられる部分は動画で見せて概略を説明し、どうしても実地研修が必要な場合に限って対面での研修を行うスタイルが定着しています。
弊社でも近年は社員教育研修動画制作のご依頼を受けることがとても増えました。講師を派遣する実地研修には多大なコストがかかるため、基礎的な研修に関しては実地での対面研修を減らし、そのかわり動画などで情報を共有できれば社員一人あたりにかかる基礎教育費用は削減することができます。そして浮いた予算で社員への資格取得など、さらに高次の教育を推奨・支援することもできます。
つまり、社員教育用動画の制作は、コスト削減という守りの部分でも役立ちますが、同時に社員への資格取得の推奨・支援など、攻めの部分でも役立つのです。
近年では講師の人件費も増大しているため、平均でも社員一人当たり年間4万円前後の教育費用がかかります。つまり社員数がある程度いる企業であれば、研修動画を数百万円という規模で制作しても、費用対効果の面で考えると有益だという結論になります。さらに一度作った動画は毎年使えるため、長く使えば使うほど、費用対効果はますます高まります。そのため弊社デキサでは、長く使える普遍的な内容から先にマニュアル動画を制作することをお勧めしています。
弊社は社員教育動画、マニュアル動画のプロフェッショナルです。ぜひご相談ください。社員教育動画の制作サービスについては以下リンクから専門の解説ページをご参照ください。
モデルの実演撮影による社員教育研修動画制作の事例
社員教育用映像制作の見積事例(尺30分程度、コーナー数10~15を想定、税抜) | |
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制作管理費(プロデューサーの人件費) | 200,000円 |
構成台本費(構成作家の人件費) | 200,000円 |
演出費(ディレクターの人件費) | 400,000円 |
撮影技術費(1チェーン14万円×2日分) | 280,000円 |
クロマキー幕費(1.8M×5.0M) | 20,000円 |
モデル出演料(1日でのギャラ) | 120,000円 |
メイクアップ費 | 60,000円 |
スタジオ利用料(1日使用する前提) | 120,000円 |
編集費(一週間余りを想定) | 500,000円 |
背景CG作成費(モデル撮影の背景CG制作費) | 300,000円 |
ナレーション費(3時間拘束) | 60,000円 |
音効費(45分程度の内容を行った場合) | 150,000円 |
MA費(トラックダウンやミキシング、ナレーション録音など) | 70,000円 |
合計 | 2,480,000円 |
見積の特徴
CG背景にモデルさんをクロマキー合成するスタイルの撮影を基本として考えています。弊社の事例でいえばハピネット様の社員研修映像などで行っている手法です。
背景をCGにすることによって、場所の一般化ができます。実際の倉庫や事務所で撮影を行った場合、そこには書類や段ボール箱、それにコンセントや電線といった余計な情報が多く、本来見せたい重要な情報を伝えるうえで妨げとなります。こうした余計な情報を「デモノハレモノ」と言いますが、弊社はCGとクロマキー撮影を駆使した動画制作で、このデモノハレモノを回避しています。
上記見積もりでは、撮影費用の中にクロマキー撮影を行うための高解像度4Kカメラの利用料や、クロマキー幕の費用なども含まれています。そしてモデルさんの人件費は1日分確保しています。モデルさんはリポートなども可能な「しゃべれるモデルさん」を前提としています。近年、物価が高騰していますので、もっと高くなる可能性はありますが、比較的良心的なモデルプロダクションでの費用と参考としています。
またモデルさんが出演するならメイクさんも必要です。メイクさんは撮影中も随伴してくれる心強い存在です。ちょっとのメイクの乱れでも見逃さずに修正を加えながら撮影に同行してくださるので、モデルさんのみならず私たち制作部からしてもありがたい存在です。
視覚的かつ直感的な社員研修用動画
社員教育研修を効率よく行うために使われているのが動画です。動画は視覚的・直感的に情報を伝達できるため、新人社員教育のように知識ゼロからの教育にも役立ち、なおかつベテランに対しての安全教育などでも、ヒヤリ・ハットを視覚的に疑似体験させる効果があります。
もちろん三次元CGを活用した動画やイラストアニメーションなどにも積極対応していますので、ぜひご相談ください。
リモート研修の普及により、ますますその重要性が高まるマニュアル動画を、より時代に合ったスタイルで制作します。