映像演出のテクニック~三つの方程式

houteisiki映像演出は具体的にはディレクター(監督)が行っている仕事です。映像の演出は作品の姿かたちを決定する大きな要因である上、作品の方向付けも含めた特徴を作り出す作業でもあります。
例えば私たちデキサが得意としている「企業広報」「プレゼンテーション動画」「学術発表動画」「医学動画」と言われる作品では、無駄を省くという必要性から、確かに情報を装飾する必要性は少ないかもしれませんが、だからこそわかりやすく情報を整理する努力や訴求効果を高める努力、そして見やすくする努力を忘れてはなりません。
視聴者の方々に、よくわかり、心に残り、感動できる映像をお届けするために、デキサは映像制作という仕事の中で、この演出(ディレクション)というプロセスを特に重要視しています。
ここでは、映像演出を「わかりやすさの方程式」「心に残る方程式」「感動の方程式」という三つの方程式に分解して、その考え方を解説してまいります。

わかりやすくする方程式

映像を演出する目的の一つが、わかりやすさを担保するということです。
日本語の文章を書く際も、わかりやすくするために話の流れや情報の取捨選択を行いますが、映像の場合も多面的な捉え方をしながら、こうした整理整頓を行っています。
映像の場合は、まず構成要素で分けても、雑感動画、インタビュー動画、CG動画、イラスト、などといった要素があります。
また、映像の要素としても、まず画面に映る動画、スピーカーから流れる音声(BGM・効果音・ノイズ・ナレーション)という二つの大きな要素に分けられます。
これらのそれぞれの特性をふまえた上で、何を使ってどのような内容を伝えたら良いのかを考えるのが、映像を分かりやすくするためには必要不可欠です。

>>わかりやすくする映像演出

 心に残る方程式

心に残る映像という言葉は、理解・把握しやすい映像イメージで印象を残し、情報を心に刻む映像という事と近似です。忘れえない印象をからめつつ情報を視聴者の脳裏に残すことも映像演出にとっては大切な目標です。
私たちデキサは20世紀末の黄金期のテレビ番組やCM制作の中で培ってきた演出技法を体系的に整理整頓し、皆様の映像を制作する上で活かしています。
一度見た映像を視聴者の方々の脳裏に焼き付けるため、デキサは多くの方程式を用いています。具体的に説明してみましょう。

>>心に残る映像演出

感動の方程式

この「感動」という言葉は、最近マーケティングの分野でも注目を集めるキーワードとなっています。しかし人の気持ちを動かすということは、そう簡単なことではありません。
感動を与える映像。一体なぜ人は感動するのでしょうか。そこには感動の源となるヒトの感情の様々な要素が存在しているように感じます。経験則から「映像演出にとっての感動」について触れてみたいと思います。

>>感動を生む映像演出

「行間」を活かす映像制作

台本というものは、映像の設計図として優れていればいるほど、読んでも内容がわからないものです。台本はあくまで映像の設計図に過ぎず、プロが現場で使うことが前提のため行間に込められた暗黙の了解を前提とした情報量が多すぎるのです。さらにこの行間を撮影段階で膨らませれば膨らませるほど映像はより映像的表現に近づくという性質があるため、台本段階でのチェックは困難を極め、クライアント様とスタッフとの間で映像の完成イメージが乖離するという現象が起こります。
その上台本というものは、言語は日本語で書かれていますが文法は映像文法で書かれているため映像制作の教育を受けてきた人にしか読み解くことは難しいのです。

弊社ではクライアント様に提出する台本に、読み解きのための注釈文をつけてお送りしています。時には注釈のほうが文字量が多いほどですが、台本の映像的表現を残しつつクライアント様も映像の構成に理解を深め、その映像の完成イメージを共有するためには必要なものであるとデキサは考えています。

こうした演出と制作進行の連携による細かい配慮はクライアント様と私たちの距離を縮め、より良い作品制作への橋渡しとなります。

切り口でオリジナリティの高い映像

今や映像になっていない題材など皆無といっても間違いではないほど、映像は生活に浸透し、長い歴史を刻んできました。もはや「新しいネタ」など存在しないのです。そこで重要になってくるのが「切り口」です。
切り口は、題材をどの角度から見れば新しい表現が可能となるか?というプロデュース段階の大きな要素でもありますが、このプロデュースでの決定を尊重して実際の動画や映像作品に反映させることが企画立案の面白みでもあり、映像演出の第一歩です。
同じ題材でも、同じ結論に至るとしても、この切り口の違いによって映像作品は古くもなりますし、新しくもなります。
弊社デキサは演出主導の映像制作プロダクションとして、この企画の切り口/見せ方を大切にしています。もちろん企画構成などプロデュース段階から、こうした切り口の模索は始まり、実制作に入った後でも台本の意図をくみ取りつつ1カットごとに切り口を模索しながら映像を演出してまいります。

オリジナリティあふれる映像をお求めでしたら、ぜひデキサにお声掛けください。きっとご満足いただけるものと思います。

映像のことなら何でもご相談ください

デキサは高い映像演出力を活かして、企業様の広報用や教材動画などのDVDからウェブ動画、さらには情報系のテレビ番組まで、そのメディアを選ばずに映像を制作しています。
どのような用途に対しても、最良の企画と方法論で作品を制作します。お気軽にご相談ください。

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デキサの出身母体、テレビ番組制作。
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安価に効果的なDVDを制作する。
ウェブ動画制作ウェブ動画制作
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時代を追いつつ基本に忠実な映像制作技術

デキサはテレビ番組からウェブ動画まで、一貫して「高いクオリティをリーズナブルに」というポリシーで制作を続けています。

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作品を活かすも殺すも編集次第。その秘訣を紹介。
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