企画段階こそプロの知識と経験が活きるフィールドです
映像制作を依頼するならできるだけ早い段階でプロに相談するべきです。特に映像作品の骨格を決める「企画プロデュース段階」は重要で、これから作る映像の方向性を決定する作業でもあるため、映像というメディアの特性を隅々まで理解したプロが、映像作品の目的である「ゴール地点」に「最短距離で到達できる企画」を立てることが大切です。
また、お客様からご提示いただいている映像制作の費用感の中でできる企画を提示しなければなりません。もちろん費用に限界があるからと言って、高い水準でクリエイティビティの高い映像企画を立てることは当たり前です。
こうした作業は「プロデューサー」が中心となって企画の仕事を主に行っていますが、弊社ではこの道30年以上のベテランプロデューサーがお客様の求める「ゴール地点」をヒヤリングした上で的確な企画をご提案いたしております。

映像制作のおおまかなワークフロー。予算管理も大切なプロデュースの仕事
映像の企画には旬がある
映像の企画というものは、乱暴な言い方ではありますが「寿司屋のネタ」と同じようなもので、その時代・時期・瞬間の映像業界に存在する旬の表現方法を知らなければ決められません。例えば新しい技術が開発され、狙った効果を撮影段階で行わなくても編集段階で処理できるようになったとしても、それを知らなければ企画に織り込むことはできません。
例えば「Googleアース」という飛び道具が現れた。御存知ですよね?衛星写真や航空写真を疑似的な地球儀に貼り付けているサービスです。これがあるから、あの「ポツンと一軒家」が生まれたわけですね。あの番組は、世の中のインフラが変わったことで、はじめて可能になった企画の一例ですが、他にもドローンという道具が実用的に使えるようになったことも、この番組が生まれた背景にはあるわけです。
またAR(拡張現実)やVR(仮想現実)など「XR」と呼ばれる技術も近年では一般化しつつあります。右の画像は弊社が参加した福山城を巡るXRコンテンツですが、ギリギリではあるにせよ、やっとハードウェアの進歩がこうしたXRなど次世代メディアに追いついたということでしょう。
企画立案段階での問題は、どう、こうした新しいインフラやテクノロジーを作品に織り込むか?ということです。
予算を考慮した企画立案
また、プロデューサーは一度映像の制作工程が滑り出せばスケジュール管理や予算管理も行なう役回りですので、映像制作の工程全体でかかる「原価」を正確に把握しています。原価を知らない人が企画を立てるほど無謀なことはありません。予算が100円しかないのに、原価1000円する素材は使えないということです。
コストコントロールはプロデューサーの重要な業務の一つです。企画段階から制作工程全体を通して、コストを管理しつつ最大限効果の高い映像作品を目指します。
私たちデキサはこうした最新の映像業界事情に精通したプロです。ここはなるべく早い段階でご相談いただき、企画段階からデキサにお任せいただければと思います。
結果を期待できる企画
私たちの企画は結果こそすべてです。結果の出ない企画は悪ですし無駄です。とはいえ媒体によって「何を結果とするか?」が違うこともまた事実です。
例えばテレビ番組なら視聴率を取ることは大切です。いくら良質な番組と一部から称賛の声が上がったとしても大多数の視聴者に理解されない番組は視聴率を取れず、結果として長続きしませんので、企画としては失敗です。その意味では10人に高い満足感を与えたとしても100人がソッポを向く番組は失敗作です。
逆にウェブでのバズマーケティングやバイラルマーケティングを狙う動画なら、少数のコアな層に徹底して訴求する映像のほうが結果として拡散が早くなり、トラフィックが稼げる傾向があります。
このように、扱う媒体によって特性も変われば、効果的な映像作品の在り方もまた変わります。

ウェブ動画では「バイラル(ウイルス感染拡大の様な)」な拡散を意識した動画作りが求められる
私たちが企画段階で最も大切にしているのは確証です。例えば以前の制作事例の中で結果が出たという経験則を基にアレンジを施すことで、ある程度は「理攻め」で結果を追求することが可能です。
新しい要素を踏まえつつ、実績のある方法論を活かす方向で企画立案することを心がけ、結果が出る上新しい企画を皆様にご提案いたします。
共感/感動を科学する
弊社は映像や動画の効力を最大限発揮させるため、「共感/感動」をセオリーとして理解し、それを再現性をもって作品に活かせる具体策を持っています。
共感を生み出すことは映像制作にとって重要です。なぜなら共感を生み出せなければ視聴者が画面に前のめりになってくれないからです。

視聴者を主体に共感させることで、感動という体験を共有させることができる
画面に映る主体に、視聴者をどう共感させ、そして感動体験を共有させることができるか?こうした緻密な計算は企画段階からすでに始まっており、プロデューサーの腕の見せ所でもあり、企画から映像作品を作り込んでいくディレクターとの連携プレイのポイントとなります。
また、こうした緻密な共感を活かすため、制作現場を監督するディレクターとも密接な連携をしつつ、効果的な映像表現と演出を目指します。
映像の総合デパートだからこそのコスト意識
デキサは単なる映像制作会社ではありません。自社で撮影技術からプログラミングまでこなす、いわば映像に関わるメディアの「総合制作会社」です。そのため情報が誰よりも早く入る立場にいます。新しいものが続々と登場する今だからこそ、こうした新しい情報は知った上で企画を立てる必要性があるのではないでしょうか。
ハードウェアを把握
例えば弊社デキサは制作部門だけでなく撮影機材を自社で持つため、映像制作に使用するハードウェアやソフトウェアの利点や限界点もよく熟知していますので、こうした特性を踏まえた企画を提出することが可能です。演出や制作管理の知識だけでは到底不可能な、キレのある企画こそ、デキサの特長です。

企画から撮影編集まで幅広く自社で対応できる総合プロダクションだからこその知識でニーズに対応
CGやイラスト制作も把握
また自社でCG制作やアニメ制作もこなしますから、そうした広範囲な選択肢の中から最良の表現手法をご提案することが可能です。実はCGやイラストアニメは、一般的な映像制作会社の仕事とはかけ離れているため、ベテランのプロデューサーでもコスト計算がしにくいものなのです。弊社は自社制作ですので、事前のコスト計算は可能ですし、決められた予算の中でどう作るかを心得ています。

3D-CGやイラストなどの手法をカメラ実写に組み合わせて高品位な映像を制作できる
すべての可能性の中から最良の選択肢を選ぶ、仕事で映像を作るからには当然のことのはずですが、なかなかできないことなのです。それを可能にするのがデキサの企画プレゼンテーションです。
権利関係の調整もプロデュースの大切な仕事
映像は著作物です。つまりそこには著作権がからみます。出来上がった映像作品は、完成した時点では私たち制作会社に著作権が発生します。これは著作権法だけでなく、日本の著作権法の基にもなっているベルヌ条約で定められた国際的なルールです。つまり映像は完成しただけではお客様のものにはならないのです。そこで適切な権利譲渡の手続きが必要になります。
著作権譲渡の手続きもプロデューサーの仕事
こうした権利譲渡にもまたお金がからみます。つまり映像を作る費用と、権利譲渡のための費用は別に考える必要があるのです。そこでプロデューサーはお客様からどのように出来上がった映像作品を使用するのかを聞き取り、必要と思われる権利を譲渡する前提で、その譲渡費用も含めて予算の中に収まるようにしなければなりません。
つまり映像の企画を立てるということは、映像制作という仕事に関わる最新情報、過去の経験値の蓄積、制作工程の流れ全般にかかる原価、そして権利譲渡のための著作権の知識、さらには各制作工程で関連する下請法の知識を含め、とても高度に専門的な仕事です。
会社と会社の契約もプロデューサーが決める
下請法は、映像やメディアを作っている会社なら、誰もが知っている法律です。映像は様々な会社がひとつになり、その得意な分野を受け持ちながら同時進行的に進む仕事です。ですので会社と会社の権利を定める契約書はとても大切な役割を持っています。さらに言えば、その会社と会社の関係によっては下請法などがからみ、とても複雑です。
ぜひプロのアドバイスを早めに受けてください
映像の制作には、企画段階から上記のような細かい計算が必要です。
お客様にお願いしたいのは、話が大きくなってしまう前に、専門家の知恵を借りて予算の中に収まるように企画立案をすることをお勧めします。
映像のことなら何でもご相談ください
デキサは高い企画力を活かして、企業様の広報用や教材動画などのDVDからウェブ動画、さらには情報系のテレビ番組まで、そのメディアを選ばずに映像を制作しています。
どのような用途に対しても、最良の企画と方法論で作品を制作します。
![]() デキサの出身母体、テレビ番組制作。 |
![]() 安価に効果的なDVDを制作する。 |
![]() コストパフォーマンスが魅力のウェブ動画。 |
時代を追いつつ基本に忠実な映像制作技術
デキサはテレビ番組からウェブ動画まで、一貫して「高いクオリティをリーズナブルに」というポリシーで制作を続けています。
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