ウェブ動画も高画質の時代
ウェブ動画の世界にも4Kの波が押し寄せています。この20年の間、インターネット回線の転送レートはあがり続け、ついに動画配信を現実的な画質で行える時代が到来しています。
その最先端を行くのが4Kというフォーマットです。YouTubeを含め動画サイトも対応を開始いたしましたので、この流れに乗るためにも、ぜひウェブ動画制作の際は4K制作をご検討いただければと思います。
ウェブで先行する4K化の流れ
放送の世界では難航している4Kですが、映像信号の規格に比較的自由度があるウェブ動画の世界のほうが4K化の流れが先行しそうな勢いです。
横幅およそ4000ピクセルという高い解像度が生み出す映像は、画面のざらつきをまったく感じさせません。なめらかこの上ない表現が可能なことは4Kの魅力の一つとなっています。
さらに弊社の場合は4Kの画面にサラウンド音声を加えるオプションもご用意いたしております。動画と音の両面から映像を臨場感あふれるものにすることが可能なのもデキサならではの4Kの魅力です。
プロが提供するリアル4Kの世界
4Kに限らず、HDの普及期においても、高解像度フォーマット登場からしばらくは、低品位なものでも、とりあえず解像度が高ければ良いという「言葉先行」の風潮もありますが、弊社は放送業界に地盤を持つ会社ですので、本格的な4Kデジタルシネマ撮影をウェブ動画でも行っています。またHD収録とほぼ変わらないコストで4K制作をお勧めいたしておりますので、コストパフォーマンスという観点からも魅力ある提案をさせていただきます。
ポストプロダクションも4K対応
デキサは映像制作に対する新しい時代の要求に対して、高い水準の仕事を、いかに高いコストパフォーマンスで提供するか?というテーマを掲げ、映像全般の制作体制の在り方から組み立てなおした会社です。ウェブ動画の4K化に対する姿勢は業界トップクラスの積極性を持ち、オーバークオリティとも言えるレベルの制作体制をご提供いたしております。
画調も自由自在の4K編集
編集以降、いかに理想的な画質を保ちつつ作品にまとめ上げるか?こうした命題に応えるのがデキサの4Kポストプロダクションです。
階調に多くのビットを振り分けている4Kデジタルシネマの映像ファイルを、繊細かつ大胆にグレーディング(色調調整)し、作品の演出意図に沿った画風を作り出す。これは単に編集するというばかりではない、クリエイティビティあふれる作業です。
システムも一新。4Kの重量級のデータを軽やかに扱うため、超メニーコアCPシステムも一新。4Kの重量級のデータを軽やかに扱うため、超メニーコアCPU搭載のマシンへの入れ替えも継続中です。より高い自由度で4Kの美しい映像世界を実現するため、デキサはさらに高い次元を目指して取り組みを続けています。
CG制作の4K化
CGは先進的なウェブ動画にはもはや欠かせない表現手法となっています。デキサはテレビ局にCG動画ファイルを多数納めているCG制作プロダクションでもありますので、4Kのウェブ動画においてもCGの活用に対して積極的です。
もちろんCGパートも4Kによる制作が可能で、テクスチャの高解像度化も含めて圧倒的なクオリティを実現しています。
4Kの目的は感動を生み出すこと
4Kの高解像度は、単に解像度が高いというだけではなく、作品のクオリティや訴求力向上に活かされてこそ意味があります。
4Kというのは、あくまで画面を構成するピクセル数が増えたという純粋に技術的な進化です。技術的進化はある意味で「わかりやすい価値観」ですが、しかしそれをどう動画の訴求力に活かしていくか?これは私たち映像制作者が考えなければならないことです。デキサでは、「わかりやすい価値観よりわかりにくい価値観を大切にする」という会社としての信念があり、アピールはしにくいのですが、映像の構成や演出といった部分の重要性をお客様にご理解いただく努力を続けています。
感動を活用したマーケティングの必要性が近年叫ばれていますが、感動がどうして生じるのか?その学術的分析に着目しつつ、その感動の要素として4Kを活用する必要性があるのです。そのため私たちは「感動」というものの本質を突き詰めて考え、その結果を動画制作に活用しています。
4Kは「画質が良い」という単純なものではありません。4Kが持つ臨場感をどう視聴者との共感の接点に活かしていくか?という演出家としての目線が求められるのです。
企画構成段階から、常に4Kというフォーマットを活かすことを前提にした映像制作。わかりにくい価値かもしれませんが、ぜひこの価値を皆さまと共有できたらと願っています。