第一発見者の自宅とトラックの位置関係を示す

松本サリン事件では冤罪が発生しています。第一発見者だった男性がなぜか犯人として扱われたのです。
マスメディアもその第一発見者をあたかも犯人のように追跡しました。あってはならないことですし、警察の捜査も反省が求められた事件でした。
上記はグッデイという番組で使われたガス散布車と被害者宅の位置関係を示すCGです。事件の概要や捜査手法の再検証が行われました。

1994年6月27日の深夜から翌日6月28日の早朝にかけての事件であったため、暗いシーンでデザインにかなり苦労した作品です加えてワイドショー用のCGですから制作期間は二日程度です。なかなか照明や色が決まらず、あきらめて色を付けず、照明の色だけで見せる方法をとりました。瓦屋根だけはUVマッピングでテクスチャを張り付けていますが、他はテクスチャをほとんど張っていません。意外ときれいなCGになりましたので、この後、この手法は弊社でも(暗いローキーなシーンに限ると)多く活用されるものとなります。

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 テレビ番組での事件事故再現CG制作

弊社デキサではテレビ番組向けCGを数多くお引き受けしており、主にこのコーナーで紹介いたしております事件事故再現CGで多くの実績を持っています。
ワイドショーから情報バラエティ番組まで、その活用範囲が広いため、受注が多いという事情もありますが、弊社の素早いモデリングと、マルチコア/マルチクラスターによる高速なレンダリングも時間が限られるテレビ業界においては協力な力となっています。

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