親油性の層と疎水性の層が交互に重なる構造

人体の皮膚に見られる構造のひとつ、ラメラ構造です。
親水性の層と疎水性の層が交互に重なるこの層状構造(ラメラ構造)は、水に馴染みやすい部分(親水性)と油に馴染みやすい部分(疎水性)の両方を持っており、水に馴染みやすい部分どうし、油に馴染みやすい部分どうしが向き合って層を作っています。

そして、水に馴染みやすい部分のところに水を抱え込んで逃がさないようにしています。こうした構造は、皮膚の外から体内への異物の侵入を防ぐ機能と体内の水分が外へ逃げて行くのを防ぐ、優れたバリア機能を担っています。
しかし、皮膚から薬剤を吸収させる経皮薬の開発においては、こうしたバリア機能をいかに効率よく突破するかが開発のカギとなるのです。

経皮薬の研究開発と製造で、先進的な技術を持つメドレックス様の研究成果を発表する動画として、当CG画像は作られました。
メドレックス様のYouTube動画は以下リンクからご覧になれます。

>>外部リンク◆メドレックス様の研究成果動画

検索用キーワード:皮膚 脂質 親水性 疎水性 ラメラ構造 ラメラストラクチャー

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過去20年以上にわたり蓄積されてきた三次元形状データは年月とともに熟成され、より正しい形状にブラッシュアップされてきました。
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