ろう付を科学するPR動画

まさに「溶接(ろう付)をサイエンスする」、そんな姿勢の東京ブレイズ株式会社様の広報PR動画を弊社で制作いたしました。東京ブレイズ様のウェブサイトは以下になりますので、ご興味がおありの方は一度見ていただくと、ろう付をいかに理論として分析しながら実践しようとされているかがよくわかります。(以下ロゴをクリック)

今回弊社にて仕上げましたPR動画はシリーズとなっており、ろう付装置(連続式水素炉)のPR動画、並びにろう付のメリット解説動画など複数本から成ります。また日英の二か国語制作ですので、日本国内のみならず海外での活用も視野に入れています。

水素炉

東京ブレイズ様の主力製品「連続式水素炉」はろう付の効率を向上させる

製造業としての「実践」のみならず、理論としてろう付を徹底的に究明されている東京ブレイズ様が今回のお得意様ということもあり、学術動画を中心とする弊社との親和性はバッチリ。なぜ、ろう付により金属と金属が結合するのか?その理論的な要素から段取りを追って説明している映像作品となります。
用途は展示会向けですが、ウェブでも公開されていますので、ぜひご覧ください。以下に二本の動画のYouTubeのURLをご紹介します。

YouTube動画のURLリンク

>>ろう付のしくみと特長

>>連続式水素炉における雰囲気ろう付の特長

ろう付の基本原理をCGによるミクロな目線で描き出す

金属結合(化学結合)のイメージCG

金属原子の最外殻の電子が自由電子となり金属結合しているイメージCG

こうしたろう付そのものの基礎的な概念を説明するだけでも、まず金属とは何か?金属結晶とは何か?金属結晶の中で起きている金属結合とはどんな状態か?自由電子はどう動いているか?など、多くのことを説明する必要があります。

連続式水素炉内部の様子CG

連続式水素炉の中で、ステンレス表面の酸化被膜の酸素と水素が結合して水蒸気になるイメージ

また、ろう付作業をする際に、母材金属表面に化学薬品を塗布したり、また水素のような還元ガスを用いて表面の酸化被膜を取る必要があるのですが、なぜ酸化被膜が金属と金属の結合を妨げるのか?についても説明する必要があります。
こうした課題にも、弊社デキサは徹底した調査を行い、逃げずにしっかり解説しています。

連続式水素炉によるろう付のフローチャート

連続式水素炉によるろう付のフローチャート

もちろんカメラによる実写撮影も実施

CGは万能ではありません。特異な部分と不得意な部分があります。例えばCGは「アリバイショット」にならないというデメリットがあります。実際に東京ブレイズ様が製品を作っていても、その製品を実写映像で見せないことには視聴者は「そこに製品があり、実際に買うことができる」という実感を得ることができません。
また実際のろう付後の状態を実写で撮影し、視聴者に見せないことには、いくらCGで理屈を説明したとしても弱いと弊社は考えます。
そこで当作品では撮影も行い補完するようにいたしました。撮影は当初予定では東京ブレイズ様の工場で一日、弊社での物撮りで一日の計二日を予定していたのですが、細かい撮影を行っているうちに撮影は多くなり、予定の三倍近い5日の撮影を行っています。こうした時にコストが膨らみにくいのも、自社で撮影機材を所有している弊社ならではの強みです。見積書では見えない安心感こそ弊社の強みです。

>>デキサの撮影技術の詳細

工業系の映像制作は弊社デキサにお任せください

デキサは理系に強い映像制作会社として長年にわたり活動してきた会社です。大元をたどると20年を超える歴史があり、その大部分が「理系」に分類される「テクノロジー」や「メディカル」などの科学を扱ってきました。
こうした弊社ならではの「理論を段取りを追いながらうまく説明するノウハウ」を、皆さまの強みにしていただけたらと思います。工業に携わる皆さまにおいては、映像を制作するコスト以上に利益を得やすくなる、大変強い営業ツールとなります。

>>工業映像制作の詳細

>>映像制作実績TOPページ

映像の制作なら用途を問わずご相談ください

商品PR動画制作デキサはテレビCM、DVDやBlu-ray、YouTubeなどウェブ動画、そしてデジタルサイネージなど様々な用途向けに映像制作を手掛ける総合プロダクションです。
カメラ撮影以外にも、CGやイラストアニメーションといった様々な表現手法を駆使して皆様のニーズに的確にお応えします。

また弊社は企画制作、撮影、編集、MA、エンコードやオーサリングといった一般的な映像制作会社の機能だけではなく、CG制作のためのソリューション、さらにイラストアニメを制作するノウハウ、もっと広く言えばVRやARなどを開発するゲームエンジンのノウハウも自社内に持っています。これは、「自社で大抵の映像作品を制作できる」という以外に、比較的大規模な作品において外注が発生した際にも「的確な工数計算とコスト管理ができる」ということを意味します。

多くの分野に映像を供給する万能映像制作プロダクション、それが弊社デキサです。

 

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