再発可能性が高い典型的事故の再現CG

国土交通省ITARDAが、特に再発可能性が高く典型的と思われる事故事例を取り上げ、映像化して安全意識の啓蒙を促す企画が『DVD版~事業用自動車事故調査報告書』です。
弊社ではここにご紹介している『東京都渋谷区タクシー衝突事故』の映像制作を担当いたしました。

渋谷タクシー事故再現CG動画

赤信号の交差点にノーブレーキでタクシーが侵入して6名を撥ねた

弊社は健康起因事故の映像化のスペシャリストです

弊社デキサは医療/医学映像の実績が多い理系映像のプロフェッショナルです。特にこの渋谷区タクシー衝突事故の原因は、タクシードライバーのクモ膜下出血が原因であったこともあり、弊社がこれまで実績を積んできた医科大学や製薬企業、そして医療機器メーカー、研究所といった多くの医療系施設からご依頼をいただき、専門性の高い映像を制作してきた実績と経験がいかんなく発揮されています。

健康起因事故クモ膜下出血CG

事故原因である病気の病態を映像化できることも必須の制作能力

以上の経緯からも健康起因による交通事故の中でも比較的高い比率を占める脳血管障害を映像化でき、なおかつ交通事故のCG動画化をすることができる映像制作プロダクションは限られています。特にドライバーの高齢化が進んでいる事業用自動車事故の再現動画においては医療医学動画の経験は必須となっています。その意味でも弊社は第一選択肢となりうる映像制作会社です。

フルCGバーチャルスタジオを融合

ストーリーの進行役として弊社作品では常連となっているモデル/MCの松島史奈氏を起用。四面がグリーンバックとなっている平和島XRスタジオでの収録を行いCG背景との合成を行いました。

CG背景とMCの合成撮影

松島氏は過去にも弊社作品でCG背景によるお芝居とトークのシーン撮影の経験が大変豊富で、撮影の現場である実際のスタジオには存在しないモニター等の対象物を芝居で意識させるという難題に挑戦。グリーンバックによるCG背景合成映像では、美しい所作やアナウンスだけでは十分とはいえないところを、十二分にバーチャル空間内の構造物を意識させるだけの芝居を展開し、CG背景の強みを100%活かす演出的にも大変難易度の高い技術を提供してくれています。

バーチャルスタジオ

作品データ

タイトル/事業用自動車事故調査報告書「東京都渋谷区国道20号線タクシー事故」
制作/デキサホールディングス(株)・ITARDA
製作著作/国土交通省・事業用自動車事故調査委員会
企画立案・プロデューサー・事故現場CGモデリング/横山 敦子
構成・ディレクター・CGアニメ制作/奥山 正次
撮影/岩田 修一・福井 智章
スタジオ/アークベルHXRS(平和島XRスタジオ)
スタジオMC/松島 史奈(エルキャスティング)
メイクアップ/浜 香奈子(ビーサイド)
MA・ナレーション収録/Studio Cross Edge
音効・ミキシング/横山 敦子
イラスト/上西 淳二
ナレーション/近藤 隆幸
声優/渡辺 孝・橋本智恵子・花形みちこ・山本侑平(ファインレーベル)

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