教本映像制作のノウハウが教科書として結集

105934教本の動画制作はデキサが力を入れている分野でもありますが、この作品は厚生労働省が2012年から資格取得者に義務付けた介護職員初任者研修用の「視聴覚教材」です。
DVD二本で構成されていて、一巻目は介護という仕事の理解に役立つような一般的な情報を開設しています。特にこの初任者研修ビデオの視聴者は、介護という仕事に今まで触れたことが無かった方々が中心となりますので、可能な限り専門用語を省き、入りやすい内容を目指して制作しています。
そのための方法論として、介護現場をドキュメントし、現場の方々の生のインタビューコメントを交えながら、興味を持って見ていただける内容を目指しています。
二巻目は150分もの大作で、介護の技術的な要点をまとめています。
白ホリを活用し、無駄な情報を可能な限り排除するなど、デキサが長年培ってきたノウハウが活きているDVDです。
今回のDVDは厚生労働省からの通達に基づいて制作していますが、もちろん同業他社様も多くのDVDを制作販売されています。しかし私たちデキサの制作した当作品は、ストレートな作りを目指しており、ドラマ仕立てにするなどの方法は極力避けています。
視聴者に無駄な時間を使わせずに映像を見てもらうこと、これこそが当作品の特長となっているのです。

最新の技術を投入

教本制作というと、いわゆる「枯れた技術」が重要視されているジャンルではありますが、デキサの教本DVDは違います。
三次元CG、AfterEffectsワーク、そしてテンポの良い明るいナレーションと、最新の技術とポップなデザインを目指して制作しています。
基礎技術的にも、すべてにわたってHDによる収録と編集を行い、高画質・高音質のソフトとなっています。
教室でプロジェクターによって大画面で視聴しても耐えうるキレのある高画質、これも当作品の特長となっています。

工夫の連続

介護の現場にベッドは付き物です。しかしこのベッド、とても重たく、移動するだけでコストがかかってしまうという代物です。
そこでベッドは移動せずに、ベッドのある場所で撮影することになりました。
しかしこのベッドを置いている場所というのが、専門学校の実習室、背景そのものは絵になりません。そこで白い背景紙を大量に搬入し、背後の壁を全面覆ってしまい、一見して「白ホリのスタジオで撮影したのかな」と勘違いするくらいの映像を制作しています。
実はこうした部分にこそデキサの強みがあります。「スタジオを使わなくても行ける」という判断をするためには、撮影や照明を分かっている必要があるのです。どの程度の白い背景紙を用意し、その紙にどの程度の照明を当て、どのように撮影すればシワなどのアラが目立たなくなるか?そうした「撮影前に上がりを想像できる技術的経験」が絶対不可欠です。
デキサは制作会社でありながら、自社で撮影機材を保有する数少ない総合プロダクションです。そうした技術的な判断も自社ですべて行えるノウハウが蓄積されているのです。

DVDの内容について

Vol.1  職務の理解(約60分)
1 職務の理解
2 介護職の仕事内容や働く現場の理解
3 キャリアパスの全体像
4 介護に関するからだのしくみの基礎的理解:ボディメカニクス
5 快適な居住環境整備と介護:介護用品

Vol.2  介護の基本技術(約150分)
1 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
2 移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護①
3 移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護②
4 食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
5 入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
6 排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護