歴史CGの実績
リサーチを要する歴史など、人文科学の分野もデキサではCG化をお引き受けしています。近年では観光資源の掘り起こしのため、歴史をテーマにしたAR(拡張現実)やVR(仮想現実)といったXRコンテンツを制作する自治体や企業が増えているため、映像作品に使うレンダリング動画のみならず、ゲームエンジンのひとつであるUnityでも使えるような軽量かつ柔軟なファイル構造が求められています。
大谷石の運搬CG制作実績
大谷は石の供給地として名をはせる前から、宇都宮の奥座敷と呼ばれ、観光地としても知られていました。そこで石切場から切り出した石を運搬するためと、観光客の輸送のために鉄道が引かれることになります。最初は人が貨車や客車を押す人車軌道でしたが、後に蒸気機関車も導入されます。
明治時代の呉服店CG制作実績
明治時代の呉服店です。文学作品の流行を追いかけるような柄の生地まで登場し、そうした呉服を売ることで多くの利益が上がりました。こうした呉服店の中には明治後期から大正、昭和初期にかけて百貨店として栄えていく店も現れました。
江戸時代の福山城XR用CGファイル
2022年に築城400周年を迎えた福山城のCGモデルです。
グリスロというミニカーで移動しながら乗客が楽しむUnityベースのXRコンテンツ向けファイルでしたので、.fbxなどゲーム業界で使われるファイルで納品いたしました。
XRコンテンツは脆弱なCPUパワーでのリアルタイムレンダリングを前提としていますので、可能な限り石垣や瓦屋根が重くならないよう配慮されています。
特にテクスチャのマッピングなどでは、多少手間がかかってもレンダリングを軽くすることを優先しています。
日本最古の石仏CG動画制作
宇都宮の自治体から広告代理店を通じてご相談をいただいた案件で、千手観音のCGを制作した実例がありますのでご紹介します。資料としましたのは自治体からご提供いただいた点群データです。もちろんそのままは使えませんので、丁寧にアウトラインをトレースしてキレイな三次元モデルに仕立てています。
大谷石採石場の全体像CG動画制作
近畿日本ツーリスト様の動画に使われたCG動画です。採石のために作られた縦穴を降りていくドローン撮影の動画に合わせてCGにオーバーラップします。そしてそのままCGのカメラは採石場の内部へと入っていきます。
◆参考情報◆弊社デキサの歴史CG制作サービス
弊社デキサでは数多くの歴史番組やウェブコンテンツに江戸時代や明治大正などの街の様子を可視化したCGを制作してまいりました。専門家の監修を受けながら制作し、在京キー局やドラマ制作会社の作品を陰で支えてきたデキサの歴史CG制作サービスをぜひご活用ください。